[アニメ感想] 2017年冬アニメ完走分感想文 スクールガールストライカーズ
2017/06/25
都心に広大な敷地と豊富な施設を誇る中高一貫教育の新生私立女子校・五稜館学園。超人気校であるこの学園には、世間には知られていない裏の顔があった。
それは、妖魔(オブリ)と呼ばれる姿の見えない魔物から、この世界を守る特殊部隊フィフス・フォースの結成と育成である。学園側は生徒の中から妖魔に対抗しうる能力を備えた者を選び出し、5人1組のチームを結成し任務遂行にあたっていた。
そして今、新たに1人の隊長が任命され、5人の生徒が集められたのだった。(あらすじはwikipediaより)
ゲーム原作のアニメはまずゲームに馴染みのない層にもわかりやすくするか、ゲームユーザーにターゲットを絞って、一見さんお断りにしてしまうか、の選択肢が考えられる。
ただ、後者はアニメ化により新規ユーザーを獲得したい場合、マイナスになりうる。で、あるならば、スクールガールストライカーズは誰のために、何のためにアニメ化したのだろうか?
確かにアニメ化によって、キャラクターデザインがゲームより向上し、美少女がスクールライフをキャッキャウフフしている点では当初の目的を達しているかもしれない。しかし、中盤から思わせぶりな伏線をはりめぐらしながら、その伏線が全然生きてなくて、中途半端に終わったのはなんとも残念極まりない。
せっかく実力ある声優陣を起用しながら、なんとももったいない。一見さん取り込みには失敗した印象はどうあっても拭えない感じがする。伏線はってシリアスにしたかったのか、それとも単に美少女がキャッキャしてるだけのアニメにしたかったのか?最後まで方向性がよくわからない作品だった。