[プロレス観戦記] 門司みなと祭り門司港プロレスZ観戦記(17.5.28日 門司港レトロ中央広場)

せかぷろ

厳しめの観戦記に・・・

北九Z時代に既に見切りをつけていたのだが、たまたま暇になってしまったし、天気もよいので、気分転換がてら久々に門司みなと祭りに出かけてみることに。

そもそもヴァンヴェールネグロから直接「たまには(私の)厳しい観戦記が読みたい」というリクエストももらっていたし、ならばレアルよりはこっちのほうが書きやすい。でかける前からリクエストに応じて厳しめの内容にしようと心に決めていた。

思ったより早くついたので、宇宙戦隊キュウレンジャーショーを見つつ暇をつぶす。前はよさこいのダンスとかやってなかったかな?15時半には椅子もかたづけられて、広場にはリングだけが残されていた。

しかも司会の人が「このあとプロレス”も”あるそうです」とアナウンスしているところから想像するに、チラシにはのっているけど、正規のプログラムからは外されているらしい。そりゃ毎年あんなクオリティの試合してたら、スポンサーも離れていくわな。

時間前にはそれなりに人が集まっていたのに、五分前になっても誰も姿をみせない。お客がちらほらリングを囲んでいるくらい。そりゃ、キュウレンジャーショーが終了したのが15時半、プロレスが16時スタートなら、よほどのファンでもない限り、待ってはいないだろう。実際にはじまったのは17時前だったので、正直W☆INGとかの方がまだマシに思えたくらいである。

まあ、プロレスの名誉を守るためならキュウレンジャーショーやよさこい目当ての人たちに、見られないとこでこそっとやる分にはいいかな、とおもっていた。しかし16時になっても誰もリングに現れない。コーナーマットはリングに置き去りのまま、放置されていて、とてもいまから試合がはじまる感じではない。

16時10分前にようやく音響の設営開始。しかしリングは相変わらず。以前はラジカセでやっていたが、多少進化したのか、音響らしきものかみえる。

16時スタートのはずがいきなり16時半スタートに変更のアナウンス。相変わらず聞き取りにくい。ここでやっと代表のKAZEが現れたが、すぐ引っ込んでしまった。

そしてチンタラチンタラしながら一向に準備が進まない。おまけにまつりの迷子のアナウンスがリングアナウンスより音がでかい。だから選手コールも聞こえないし、入場テーマ曲も聞き取れない。ラジカセ使っていた方がましだったんじゃないか?

で、散々待たされたあげく始まった試合は…

ハンディキャップマッチ

◯RAMMA、ウラカン・マリーノ・ヴァンヴェール・ジャック、ユーセー・エストレージャ

×KAZE、ヴァンヴェールネグロ、ブラックハンター・フレイム

まず、事前にアナウンスがあったのは「タッグマッチ」ということだけ。ふたをあけたらまさかのハンディキャップマッチ!

そもそもリンピオのユーセーとルードのジャックは対角線上で相対時するから試合にもリズムが生まれるのだが、彼らが組むならハンディキャップではなく、三対三で試合するべき。むしろハンディつけないといけないのは、ルードの大人組の方だろう。

だいたいルードたるもの、試合をコントロールしてしかるべきなんだが、頼りにしているのが、小学6年コンビと言う体たらく。ルードに試合をコントロールする頭がないから、ほぼ子どもにおんぶにだっこ。だから試合に山も谷もなく、ひたすら技の品評会。すごいことはしているんだろうけど、試合にリズムがないうえに、KAZEやネグロがやたら客いじりばかり仕掛けてくるので、無駄な間が開いてしまう。

おまけにルールも通常のプロレスルールなのか、ルチャルールなのかもよくわからない。これでは試合途中にお客が帰り始めて当然である。

レアルの売りは空中戦でもあるのだが、なんせリングコンディションが悪すぎる。ゆるゆるのロープにたてなくて四苦八苦する場面もみられたが、そこをなんとか形にもっていくあたりはさすが、ユーセーとジャックである。

本当何のために毎年これをやっているのか意味が分からない。プロレスの価値がかろうじてさがらなかったのは、ひとえに小6コンビのおかげと思った方がいい。この試合をGENTAROがみたらどう思うだろうか・・・・仮にも自分にあこがれてプロレスを目指したKAZEの末路がこれでは・・・。いや、これは見せない方がいいだろうなあ。それは佐藤ひかるんでも同じ。申し訳なくて見せられない。「こんなやつでもハードヒットとかに誘ってくれてありがとうな」と私は心の中で手を合わせていた。

ネグロも最近は地方で客いじりを覚えたせいか、無駄な間をあけてしまうし、それでいて試合に緩急がついてないから、展開がのぺっとして見える。客いじりは大概にしないと受けるからといって同じことをしてばかりいたら、お客にはたちまち看破されてしまう。お客はそこまで馬鹿ではない。

KAZEにはもういくら言ってもしょうがないんであきらめているけど、ネグロはまだ見捨ててはいないので、せめてなんとか通常のプロレスがきちんとできるくらいには頭を使って、脳を鍛えてほしい。いつまでも息子と絡んでいるだけの親父では、ルチャドールなんかやっている意味がないだろう。ネグロも一時期はよくなってきたとおもっていたんだけど、KAZEと組むとまた以前のネグロにもどってしまうのは本当に悪い癖だと思う。

近年、レアルの試合はとてもレベルアップしていた印象があったけれど、今回の試合で私の中の評価は振り出しに戻ってしまった。ルード軍にファルコがいたらまだ流れも変わっていたろうけれど・・・・まあ、ファルコをこのリングに上げさせるのは彼にも申し訳ないので、できたら門司港からのオファーだけは断ってほしいくらいだ。

後記

試合以外でもいろいろ不備はあった。リングを覆うエプロンは正面以外はなく、鉄柱がむき出し。ロープの張りもゆるゆる。音響は聞きとりにくいし、記録用に撮っているビデオカメラは逆光になる位置に設置。そもそもこの狭いリングでは3人がコーナーに控えていたら、選手の背中でお客側から試合が見えないということが多々ある。これはもう繰り返しいっていることだが、全く改善もされていない。する気もないんだろうけれど・・・・

ずるいのは、小6のジャックにマイクをもたせて締めをやらせたことで、正直子どもが試合していなかったら、大半のお客は帰っただろう。実際待ちくたびれて帰った人もいたし、試合途中で帰りだした人もいた。こんな形で神の子の無駄遣いをするのは正直彼らのためにもならないし、本当にやめた方がいいと思う。谷口勇武がいなくなった時点で団体を解散していてもおかしくはないのだが、この団体みたいなのが今後もプロレスの価値を下げ続けるのであれば、営業妨害といわれても私は何度でも同じことを言い続けるだろう。

これでも観戦記はマイルドに書いているので、仮に本人たちに会ったらこれの10倍はきついことをいうつもりでいる。実際に某選手には書いてないことを一時間半くらい言いまくった実績もあるので、聞きたかったら直接私に文句なりなんなりいってきたらよかろう。受けて立つし!

正直、もう北九Z・・・・というか門司港プロレスZ?がどうなろうと知ったことじゃない。でもプロレスってこんなもんなんだと思われるのは正直我慢ならない。自分の大好きなプロレスはこんなものなんかじゃないからだ。それだけは声を大にして言っておきたい。

「こんなのは私の愛するプロレスなんかじゃない!!!!」

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プロフィ―ル~MY STORY~がん・緑内障・うつ・介護の4重苦にも負けないプロレスブロガーの壮絶な人生
プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバイバーシップに関する悩みや工夫など、興味深く感動的な内容が満載です。あなたも著者のストーリーに共感しませんか?







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