[プロレス観戦記] 巌流島認定十番勝負チャリティマッチ LEGEND THE PRO-WRESTLING

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巌流島認定十番勝負チャリティマッチLEGEND THE PRO-WRESTLING

(2012年5月5日:土・山口・巌流島:観衆3152人・満員)

イントロダクション

武蔵・小次郎の決闘400年を記念して行われる10番勝負のうちのプロレス部門がこの日行われた。少々厳しい書き方になるがご容赦願いたい・・・

まずいろんなところがごっちゃになってできてる実行委員会という実態があるんだかないんだかわかんないところ(当然前日の巌流島フェスとは別物)が仕切ってるんだけど、イベント自体不慣れなせいか失態が多かった。

まず船着き場で案内表示がほとんどない。前売りチケットでは料金に船代を含むと表記されてるのに、実際はチケット一枚では乗れず船着き場から大分離れたところに船券引換所があった。しかし拡声器で告知すればいいものを案内の人はただ小さいボード掲げてたってるだけ。これじゃわかんないでしょ。

その上関門汽船との連携が全くなくてチケット見せてもなにもいわないのにもぎりの段になって「あちらで舟券引き換えをしてください」といわて戻る羽目に。これが私だけならいいが、ほかにも結構そんな人がいた。おかげで出発が遅れるし何考えてるんだか・・・

せっかく列に並んでいたのに一本乗り過ごしてしまった・・・・・

それでも救いは少し早めにこられたことかな?時間に余裕もってでられたのは幸いだった。

オープニング

会場に着くとあきらかにイス並べすぎ。そもそも告知自体ポスターすらろくに貼ってないありさまで何人の人がこのイベント自体知っていたのかが疑問。

チラシ見たのもシーモールとメッセだけ。ポスターも市役所くらいしか貼ってなかったし・・・・

そのくせやたらイスを並べてるので「どうせそんなにチケットうれてないだろ」と思ったら案の上そうだった。

そのくせ立ち見ゾーンは絶対で少しでも越えようもんなら係員が飛んできて注意。しかも威圧的で感じ悪いし・・・

しかたないんで一番奥に唯一ある日陰ゾーンで観戦することに。まあ選手控え室の隣だったんでそれはそれで楽しめた。

田中リングアナに田山レフェリーという古の新日コンビがいたけど進行のプロはぶっちゃけ田中アナだけ。

前や途中に市やそこらのえらいさん紹介は素人進行。これもグダグダ^^

でレジェンドの中で唯一観光大使を拒否してた長州を無理やりリングに引っ張りあげて挨拶させていた^^

こういうの長州は異様に面倒臭がるのに・・・でもえらいさんの手前邪険にもできずしぶしぶ認定書と受け取って挨拶してた^^

一方藤波・初代タイガーはなれたもんでその辺はさすがというか実際営業で動いていたのはこの2人だけだったし。しかし、被災した宮古市と下関が防災協定都市という縁組してるとは知らなかった。そしてなんと実行委員の中にはその宮古市出身のキックの神様・藤原敏夫の姿が!

これが一番得した事かな?

第一試合:20分一本勝負

○倉島信行(8分36秒:ジャーマン・スープレックス・ホールド)間下隼人

リアルジャパンの若手間下が一方的に押す展開。ただし格闘技からはいってきた人間の悪い癖で、痛いポイントを相手にしかつたえられてない。実際効いてるかどうかはプロレスの場合大して問題ではないんだが、まだその差がわかってないみたい。

あと、リングのはり方も前日(ちなみに使用したリングはがむしゃらのもの)より若干かためにセッティングしてたみたい。なんかバウンドしなかったし、しかも第二試合までマイクをセッティングし忘れてて音が後方まで響かないし^^

どっちかというとそういうアラばかりが目立った試合だった。しかも倉島は試合数が少ない分、コンディション的にもイマイチだし、ぶっちゃけ彼もレジェンド枠に片足つっこんでるんで ラストよくジャーマンで勝てたなという感じだった。

第二試合:九州プロレス提供試合:30分一本勝負

○筑前りょう太&めんたい☆キッド(11分28秒まっすぐとぶバイ→片エビ固め)阿蘇山&●田中純二

この試合が一番まともだった。まあ当たり前といえば当たり前だが^^マイクのオンオフ関係なしに後方まで痛みが伝わる試合だったし、若くて動けるんで試合自体もスピーディー。

この4人ならはずれはないと確信していたがその通りの試合になった。

タッグのせいか同じ控室だった師匠の組長に配慮してか純二は関節技控えめにしてた。その分特色がやや薄れた感はあったがこれは致し方ないだろう。

師匠が使う技を先に出せないものね^^

試合は阿蘇山がめんたいを追い込んでいったものの粘られ筑前にスイッチしたあたりから相手を分断していき、最後はまっすぐ飛ぶバイ!で純二を仕留めた。

そうそう筑前は最強九州男児のベルトもってきてたけどこれが屋外だと光り輝いてかっこよかったな^^

第三試合:30分一本勝負

長井満也&アレクサンダー大塚&●ベアー福田(14分17秒 脇固め)○藤原喜明&スーパータイガー&タイガーシャーク

休憩前の締めがこの試合。試合前、キックの練習してる音が響いていた。試合前に緊張感あおるにはなかなかのBGMだった^^

地方なんでまだ組長の威光は健在で大藤原コールが起きる。一方長井はDDTで鍛えられた「口撃」で組長を威嚇。

「じじいはひっこんでろ!」「年金もらってるんだろ?」「このくそじじい」などとてもU系出身とは思えない^^口の悪さ。

ふと見ると組長の膝にはサポーターが。あの組長も寄る年波には勝てないのか?でもまあ昔から派手な動きは頭突きくらいだし、関節技は相手のカウンター狙いだからそんなに昔と違ってみえないのは得だったかもしれない。

自分のコーナーには動ける虎が2人ついてるし^^ここは6人タッグにしといて正解だったかなと^^

途中腹固めを出したり結構サービスしてくれてラストはカウンター狙いで脇固め一閃!これでジ・エンド。

第4試合:60分一本勝負

藤波辰爾&●ヒロ斎藤(7分29秒サソリ固め)○長州力&大谷晋二郎

山口県人タッグ初登場^^といっても大谷はともかく長州の旬はとっくに過ぎてる。それでもセミなんでひとりずつ入場テーマで入ってきたんで、ヒロのテーマを10数年ぶりに聞くことができた。

試合はそれぞれの見せ場を出し合ってラストはサソリ固めでけり^^

控室がすぐ隣だったんで、試合後かなり長州の上機嫌ぶりが伝わってきた。大谷はそうでもなさそうだったけど、メイン中に控室で取材までうけてたし・・・

というのも実は長州がファンとの接触を嫌って先に離島したがっていたのが理由だったようだ。最後レジェンドたちが離島するとき長州だけいなかったし^^

まあ、こんなもんだよな。本当、こういうのめんどくさがるところは変わってないというか^^丸くなっても長州は長州のままだった。

メインイベント:時間無制限一本勝負

○初代タイガーマスク(8分36秒 タイガー・スープレックス・ホールド)●ウルティモドラゴン

20数年帰ってこなかったくせに「下関に生まれ下関で試合ができてこれほどよかったと思った事はないです」といけしゃあしゃあといってる佐山さんは、実は本当に張り切っていたようで、動けないウルティモ校長をレジェンド(いや、校長も大概レジェンドだが)がリードするという妙な試合展開になった。

なんとあの横幅の広い佐山さんが身軽にとんぼきったりプランチャしたりソバットやキックのキレも去年福岡で見たときより精度があがっていた。

これに呼応していつもなら動かない校長も必死でくらいつていって試合はそこそこみられるものになってしまった。時間無制限一本勝負だけは余計だったけど(だって最初からそんなに長くやる気ないはずだし^^)ラストはタイガースープレックスでしめ。レジェンドの技では唯一アサイムーンサルトのみでなかったがまあ、元気な校長がみられるのもあとわずかだし、たまにはこんなゆるい試合もいいか、という気になった。

そもそもが佐山さんの真の凱旋だったわけだし、大会進行がド素人だったのは論外だけど来年くるわけでもないし^^これはこれでいい記念になった。

後記

まあ、ずっと熱戦が続いてたら身がもたんし箸休めと考えればいい大会でしたよ^^二回も巌流島いったのもはじめてだったし。

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松江だんだんプロレス主催試合「BATTLE DIMENSION 5」Inスサノオカフェ (2016年3月6日(日)会場/スサノオカフェ特設リング) イントロダクション 松江だんだんプロレスは総合格闘技団体「YAMATO」を母体として派生した






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コメント

  1. メディコ5号 より:

    よい天気の中、いい場所で観戦できましたね。
    記事が全然見えないんですけど、操作が悪いのかな?

  2. >メディコ5号さん
     すいません。記事間に合いませんでした^^
    今UPしました^^

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