19時女子プロレス16(2010年7月6日・火・埼玉・アイスリボン道場:観衆1112人)

対戦カード:15分一本勝負
○志田光(8分44秒:ブレンバスター→片エビ固め)●帯広さやか
イントロダクション
今回からオープニングフィルムにナレーションがついた。なんでも大日中継と同じ人らしい。画面は一緒だけど。だんだんプロっぽい映像になっているのもすごいね。
解説席には全く心のないマッドマックスちぃ。さくらさんは「またこの話か」といっていたけど、実話ナックルズとかそういうのがすきなのね、ちぃ。ビッグ村上も好きだというし^^その上、おんな巌流島ではボリショイしかみていなかったという暴言まで....すごいな。腹黒全開だ^^
でもあれだけやっても週プロはモノクロ1ページ。というか週プロを基準に週プロの客層だけ相手にしてたってダメよ。世の中には一ページも載らないのに会場をフルハウスにしている団体だって一杯いるんだから。地道な活動と口コミ。そして顔を露出し続けること。これが大切だと思う。
しかしアイアンマンをわずか6秒とはいえ保持していたとは、なにげにちぃ自慢しているが^^
藤本がログインするとみんな反応変わるね。案外さくらさんより数字もっていたりして。で、GENTAROのしゃべりもボケも一切スルーでインタビューにいってしまうちぃ。
オープニング
志田が「半分19時志田プロレスになっている」と自信たっぷりのコメント。さくらさんは「19時志田プロレス?」って書いていたけど。で、「1.2.3.し.だー」もあまりすきではないそうで^^
ただ、それをやるには志田が敗者にならないとできない。志田が負ける方がいいのか?GENに問われるとどっちが敗者になってもいいという腹黒ちぃ。いいぞ。
ここで454人。巌流島効果有りですね。
試合
レフェリーは真琴。ゴングから手四つにいこうとする帯広。しかし志田は力ではね返す。ロックアップもはじき飛ばす。それでも食らいつく帯広。だが、ロープに固定しての踏みつけから、後頭部への志田のニーが炸裂。体を大きく使って見せているのがいい。
帯広のチョップはまだ手打ちとはいえ、だいぶん様になってきた。だがやっぱり志田にはきかない。エルボー一発で返される。
そして19時恒例になっている?キャメルクラッチの洗礼がまたしても
帯広に....攻めこんでいるときの志田は自信たっぷり。いい表情している。
だが、継続性がないのは問題かな。割とあっさりほどくと、今度はストンピング。帯広もチョップで返すが、ボディスラムで投げられる。テクニック合戦もいいが、こういう体格差がある試合ではこういう大きいモーションの技は有効だと思う。
しかし帯広も今回はラフにはラフで来た。しかしやっぱりはじきかえされる。
だが、ショルダースルーを回転エビでかえすと今回初のフォールの体勢に。しかしカウントは当然2。帯広なおもたたみかけるが、腰がおちていない。
ここは課題だな。
さくらさんが「火曜はプロレス教室の生徒さんもみている」とのこと。それならばプロの意地を見せねばなるまい。
で、コーナーに登って普段ならここで迎撃されて終わるところを帯広、スリーパーを出してきた。これは有効。しかし志田にまたしても膝ではじき飛ばされる。
5分経過で志田あざやかなドロップキック。さらにニーリフト。豪快な感じがいい。意気込みはむしろ志田の方に感じた。サーフボード気味にバックブリーカーで攻め立てるも、また技を解いて、今度は払い腰。さすがに経験者だけあってこれは様になっている。
だが、再びスリーパーで帯広反撃。そして串刺しドロップキック2連発。セカンドローブからの帯広ミサイルとたたみかけるが、志田の牙城を崩すところまではいっていない。
志田も決め所とカナディアンバックブリーカーを繰り出した。いいね。だが帯広がこらえるのでフォールに行くとカウント2。そして志田こだわりの
滞空時間の長いブレンバスター...バーディカルスープレックスといった方がいいのか...とにかくこれでカウント3つ。8分44秒。
エンディング
志田汗もかかない余裕の勝利。「ブレンバスターには説得力があった」とさくらさん評。「志田はプロレスに対する取り組みとか前とちがう。気持ちはいっている」とも。
アイスの荒鷲とも書かれていたが、これでアトミックドロップとかものにしてもいいかもしれないね。あとアキレス腱固めを立ち上がって返すとか^^
一方の帯広、肩にテーピングしていた。それで力はいらなかったのか...ただ、技の一つ一つは大事にしていたとGENTARO。しかしさくらさんは「勝利への意欲がみたい。無鉄砲な特訓している帯広の方が面白い」とばっさり。ここはまあしかしさくらさんが正論だな。
毎回、負けた選手が締めるのではなく、帯広が勝って締めなくちゃ。そこへへの意欲があったかどうか...確かにもたつきは少なくなっていたけど、
考えるより先に体が動くところまではいっていない感じはした。まだ先に考えて体がそれについて行っている感じ。デビューしたての新人とはいえ、ここまでの試合数を体験できるというのはかなり今の各団体の事情から考えれば恵まれた環境にあるのだから、要求はどんどん高くなっていくのは当然のこと。
まあ帯広が現状に甘んじるようなことはない選手だという事は信じられるけど、いつまでも長い目で...というのは代表である限り通用はしない。そこだね。
次回は木曜。相手はちぃ。有無をいわさずにこりとしながら帯広に張り手をかますちぃ。志田と真琴まで入ってどさくさまぎれに「1.2.3.し.だー」をやったところで画面は終わった。

