[プロレス観戦記復刻版] 19時女子プロレス第26戦(2010年7月30日)

19時女子プロレス観戦記

19時女子プロレス第26戦(2010年7月30日・金・埼玉アイスリボン道場)

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せかぷろ | プロレス“ザ・モンスター”ハラダのプロレスブログ

イントロダクション

今日は廃墟プロレスがあったらしくてその帰りに見ている人が結構いた。で、実況には久々にGENTAROがかえってきて、MC真琴に「旅行から帰った来た」といわれると素直にそれを認めていた。6歳の息子さんと大阪USJにいっていたらしい。でもTシャツはミッキーマウス。なぜ??

真琴、なんかおどおどしていると思ったら、以前GENTAROと闘ったときの事がトラウマになっているらしい。そんなにひどい目にあったのか?

GENTAROはGENTAROで「男女を超えたぶつかり稽古」とかいっていたが....イサミは実況即、アイスからお呼びがかかったのに自分は実況はじめたらアイスから声かからなくなったとも。

そんでもって今日は真琴がMC兼レフェリーなんでレフェリー服のまま実況席に。

それをなぜかツイートで「いひひひひ」と笑う独裁者。なんで??^^結局GENTAROは実況兼リングアナ兼タイムキーパー兼解説をひとりでやる羽目に。

オープニング

だが、このリングアナぶりも堂に入っているというか、できるね、なんでもこの人は^^「前口上」を入れたりちょっとひと工夫している。ちいには「マッドマックス」さくらには「独裁者」飛香には「ICE×60王者ハリキリガール」そして帯広には「いつも心に帯ライス」...ってやっぱそれかいっ!!

しかし、GENTAROが再三懸念していた蕨の惨劇...とは無縁そうに笑顔で手を振る腹黒独裁者コンビ。こ...こわい...

[対戦カード] 15分一本勝負

さくらえみ&○都宮ちい(13分59秒ミサイルキック→体固め)みなみ飛香&●帯広さやか

先発は帯広。で、さくらチームがなぜかしばしもめて結局押し出されるようにさくら先発。しかし帯広をコーナーにたたきつけて「飛香でてこい」と挑発。

そして飛香がめまぐるしいロープワークからのクロスボディーでまず先制。本当にバランス感覚抜群だ。すばらしい。帯広のもたつきから考えるとやはりキャリアって凄いなあと思う。ましてや11歳からやっているんだから、脳も体も覚え盛りだもんね。すばらしい。

再び帯広にスイッチするも帯広ドロップキック連打がさくらには全く効かない。逆にリストとられてちいにスイッチ。

ここから首投げ→ストンピング→タッチという繰り返しが4回続き、防戦一方の帯広。
さらにさくらの番になって、恒例の吊り天井。これは何とかほどいた帯広、エルボーで反撃するがやはりさくらには全く効かない。

しかしドロップキックでやっと一矢報いると飛香にタッチ。すかさずジャブ気味(GENTAROは金龍飛式チョムチョムばりの、といっていたがそんなの誰がわかるんだよ^^)にハリキリキック5連打、更に回転エビでさくら追い込むがカウントは2。

ここでちいにスイッチするとドロップキック3連発からワキ固めへ。そこからキーロックへ移行。全くこの女、ユーチューブでネタを拾っては本当に試合で実践しちゃうから凄いよなあ...見ただけじゃフツーできないって...

帯広今回は必死でひかりのフォローに入るもちいに蹴散らかされてしまう。だが、飛香がクロスボディをちいに決めて帯広にスイッチ。ボディスラムからボストンクラブでちいを攻める帯広。今日はいい感じだ!

と思っていたらさくらいきなり帯広の後頭部にドロップキックでカット。しかし帯広もチョップで返す。ただ、撃ち合いになると相手を待ってしまう癖がまた出てしまう。

そして待っている間をつかれてちいに膝めがけて蹴り入れられる帯広。そして三角締めに移行しようとするがこれは飛香がカット。

しかしちいは飛香も蹴飛ばす。そして帯広を潜り込んでのショルダースルーにとると全女式押さえ込みに。帯広もなんとか反撃しようとするがちいがなんとここでナックルパート!さすが実話ナックルズだ。本当に拳使いやがった。

ここでなぜか再びちいとさくらがもめる。どうもここぞという時の意思疎通が二人ともできていないみたい。

それをついて帯広がボディアタックに行くが実はこれが腹黒独裁コンビの三味線で見事に受け止められてしまう。

しかし飛香が今度はふたりを蹴飛ばす。帯広もショルダースルーでちいを投げて飛香にスイッチ。ちいをロープ際で捕獲する帯広。どうもハリキリキックを促しているようだ。しかしひかりもロープに飛んだところを今度はさくらが捕獲。お見合い状態...をなんとかふりほどいて飛香が決めたハリキリは帯広に誤爆。

ちいのバックをとってすかさずジャックナイフ式に移行する飛香。カウント2で返されるとハリキリをまた狙うがこれをちいが返してカサドーラから丸め込み。そしてさくらにスイッチ。

さくらも飛香を蹴り飛ばすが飛香もカニばさみで応戦。そして顔面にハリキリ一閃!

だが、コーナーに登ろうとした飛香の背後にちいが忍び寄ってスリーパー。そこへ「自称」「さくらえみ70キロ」がふってきた。そして肩車から放り出してリバースプレス→ムーンサルトに移行するがこれは自爆。すかさず飛香がコーナーからハリキリキック→カミカゼと攻める。

10分経過

10分経過。GENTARO一人だから大変だ^^

ここで帯広にスイッチ。しかし体力配分がうまくなっていない帯広、既に電池切れ状態。ボディースラムでさくらを投げてロープに飛んでなぜかグラウンドで殴り出す。「動きが宇宙人的だ」とGENTARO。そしてほぼ強引にスクールボーイにもっていくがカウントは2。更に攻めこもうとロープに走った帯広の足を...ちいがすくった!!

これでもんどりうって倒れる帯広。だがロープに走ったちいに飛香がカウンターでブロックバスター!そして場外のさくらにフットスタンプ.スイシーダ!(本人曰く
はじめてやったそうである)

さらにさらにちいを抱えてのリング下一周しての場外カミカゼ。一方の帯広はさくらにミサイルキック。

しかしこれを返したさくらはチョップで帯広を攻め立てる。更にたたみかけるようにダブルチョップからダブルアームバックブリーカー、そしてボストンクラブで帯広、またしても防戦一方に。ギリギリニアローブでエスケープしたところへ飛香がハリキリでさくらを蹴り上げる。これに続いて帯広パックをさくらに決めるがカウントはまたしても2。

惜しい。

だがトラースキックで反撃するさくらは続け様にコーナートップからのミサイルキック。そして帯広の上にどっかと座って(まあう○こ座りですな)そのままカウント3。

勝負タイム13分50秒。

エンディング

勝者チームはなぜかさくらさんがちいを抱っこしてインタビュー。「勝ちましたー」と嘘くさい笑顔を振りまくちい。それにGENTAROが突っ込むと「GENTARO」とうなりながらちいは退場していった。

ちなみにさくらさん的にはこのチーム「(次は)ない」らしい。だが、蕨の惨劇はここから起こった。

蕨の惨劇①

最初GENTAROがコスチュームの水玉を「ニジュウヤホシテントウ」にたとえて「害虫だ」といっていたのを「ひどいー」とか笑顔で返していた飛香だったが、「ここでいいたいことがあります」と真顔になって「ICE×60の防衛戦を夏休み中に19時でやりたい。対戦相手はボリショイさんを指名します」とどう考えても裏とっていない発言。

「これはチャンピオン権限でいいのか」と聞くGENTAROに「いいです」とキッパリ。だが、ボリショイがでてくるかどうかだな...ノーギャラだし...あんだけ散々否定したリングに上がれるのか、ボリショイ??

蕨の惨劇②

そして飛香の爆弾は帯広にも投下。「自分は(学校が)休み限定でしかでられない。毎週当たり前のように19時にでている帯広さんには試合に出られない悔しさを味わって欲しい」と一方的に帯広を次回対戦カードから外すことを宣告!これにはさしもの帯広も固まってしまった。

ただですら勝てないところへもってきて追い打ちをかけられて、悔しさのあまり言葉が出てこない。だが、飛香はあくまでも強硬。「一試合一試合を大切にしてない」と
だめ押し。

「19時旗揚げから2ヶ月...どうしたらいいのか...」から言葉が続かない。GENTAROも「悔しいのは分かるがあきらめがでたらダメ。今まで何かしら頑張ってきたモノがあるんだから」とフォローするが帯広、言葉にならない。

後記

まあこの表情が全てだな。試合内容は悪くなかったけど、飛香の言うことは正論すぎる。そして言い返せない帯広もそれがわかっているから言い返せない。プロレスラーならここでやりかえせ、というカキコもあったし、GENTAROも長州っぽく「かみつかないのか?今しかないぞ!」とけしかけるが帯広は何も言えない...

しかしそれがフツーだろうね。しかし飛香は「19時のっとりは夏休みかけてゆっくりやりますので、ここは帯広さんが締めて下さい」と無情にマイクを向ける。

絞り出すようにいつもの挨拶をする帯広。しかし次は出番がないかもしれない....どうするんだ??帯広、どうなるんだ??19時女子??

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