東京見聞録2010その5・2月26日.原宿~青山
意外と人が少ない
店はちょっと表通りから奥まったところにある、Jニーズショップの2階のお店。
この近辺が仕事場だというRさん曰く「こういう裏通りに面した店は意外と人が少ない」とのこと。果たして席は十分確保。閑散とはしていなかったが、吉牛のような混雑はなかった。
出てきたのは・・・
とりあえず全員で1000円の定食を頼むことに。
待つことしばし。出てきたのは...肉料理だった。心の中で「また肉かよっ!」ってつっこんでしまったが、これは私が悪い。
予想に反して
しかも予想に反してボリュームがある。刺身、味噌汁、ご飯に肉天ぷらまでついて、とても原宿の店とは思えない質と量。
だが、ことのほかおいしかったので、完食してしまった。まあ、一年前なら考えられなかった話ではあるが、ここまで回復出来たことを素直に喜んでおこうと思った。
ちょっとしたことだが
店を出ると、さらに裏通りへ。ここで見知らぬ女性が我々一堂に声をかけてきた。曰く「足が不自由なので階段降りるのに補助を御願いします」とのこと。
Aさんが率先して女性の脇について無事降下。ちょっとしたことだが、こういうことがさらっと出来るというのはステキである。
落書きも多い
さて、原宿と言えば若者の街である。そして当然のように?それに比例して落書きも多い町である。
そこかしこにあるわあるわ...ネタになりそうなモノをパシャパシャ撮影していると一行が遙か彼方に...で、走って追いついて、また撮って...ということを繰り返していたら、折からの曇天で蒸していたせいもあって汗だくに。
立派な田舎のオッサン
幸い新宿西口で見切り品の微香性香水を買っていたのでにおいはたぶん大丈夫だと思うが、さすがに制汗剤ではないのでしかたなくリュックからタオルを出して首にかけていた。
もうこれで立派な田舎のオッサンである^^
まもなくして第一のギャラリーに到着。ところがやっとついたと思ったら、なんとこの日は変則営業で夕方からしかやっていないという。
ギャラリーが多い
仕方ないので次を目指す。途中、Rさんが仕事に戻られたので4人で残りのギャラリーを回ることに。
しかし、ギャラリーを巡っていて思ったのは、純粋なギャラリーがこんなにあるという事。だいたい地方だと食堂などと兼業だったりするから純粋なギャラリーは皆無に等しい。また作品だってタダでは見られない。
見料もとられない
大概は美術館で入場料払ってみるモノと相場は決まっている。
ところがここはどうだ。何も買わないのに皆さん親切だし、行く先々でお茶まで出してくださるし(しかもすべてホットだったので汗がだらだら...)、しかも見料は取らないのだからこんな贅沢はないというモノである。
東京は恵まれている
さすがというか、東京は恵まれているなあと思わずにはいられなかった。
ただ、ここに住んでまでしてアートと共にいたいとまでは思わなかった。やはり人混みはどうしても好きになれない。
表参道へ
途中、箸のお店や、紙のお店などに寄りつつ、表参道ヒルズ前に出てきた。
ここの並木道は当然冬なので葉があるはずもないが枝ぶりは見事なモノである。それはそれで絵になる光景だった。
お茶の専門店へ
ヒルズの真向かいにお茶の専門店があったのでそこでお茶をすることに。だが、さすが表参道。場所がいいと値段も違う。
お茶が最低でも700円はする。財布の中身が実を言うとちょっと心配になり始めていたので冷や冷やしていたのだが、でてきたお茶はまたしても熱々...せっかく止まっていた汗がまたしても吹き出す結果に...
値段だけのことは
だが、確かに値段が張るだけのことはあってお茶自体は大変おいしいモノだった。
こういう機会はまあ滅多にないだろう。ギャラリーはともかく、おっさんが一人でこういう店にはいるのはなり抵抗感がある。
郵便局が
ましてや普段なら絶対寄りつかない表参道なんて町にいると言うこと自体が奇蹟のようなモノなのだから、こういう体験が出来たことに関しては感謝しないといけない。
お茶しながら明日の会場の確認と、近くのゆうちょのATMを探してもらう。店を出て、それらしい場所に着いたのだが、郵便局が見あたらない。
奥の通りに
おかしいなあと思って奥の通りをみたら...あった!!
しかし、狭っ!!