プロレス的発想の転換のすすめ(28) お金の話
人のためにどう使うか
今回は「お金」の話をします。
そもそも私は自分が楽になりたくて心理学やコーチング、ファシリテーションの技術を学んできたので、これを人のためにどう使うかはあまり考えてこなかったんですね。
基本仕事感覚
これは今でもそう変わりはありません。お金払うからと言われればやりますが、基本仕事感覚ですね。
「お金になるよ」とか言われてもあまりピンとこなかったし、つい最近まで正直ピンときていませんでした。
リスクを避ける
そもそもカウンセリングで稼ごうという気もなかったからです。実際儲かりませんしね。
ただ、お金をとるというのはある種の覚悟と、責任が伴います。
そのリスクを自分的には避けよう避けようとしているのかもしれません。
お金になるはずが
イラストしか生業にしていなかった頃は、それがかなりネックになってかなり苦しい思いをしました。
それはまず最初に「自分のイラストなどお金になるはずがない」という自分の思い込みが難関として立ちふさがったのです。
それはもうシンドイなんてもんじゃありませんでした。
儲けたいわけでは
しかし、自分の目を背けたい問題点と真正面から向き合うようになると、本当は儲けたいわけではないということがわかりはじめて、今では何とか自分の気持ちに折り合いがつけられています。
要は必要な分だけお金を稼ぐことに関しては罪悪感を持たずにできるようになったということです。
アマなら責任をとらなくても
そういうことがありつつ、プロレスの大会でイベント以外の通常大会を無料にしているケースを見かけると、たとえそれがアマチュアプロレスでも私は「?」となるわけです。
プロアマの区別をお金をかける、かけないでつけてしまうと、「じゃあ、アマだから責任もとらなくていいの?」という話にもなりかねません。
ある種の覚悟
タダなんだからこのくらいでいいや、というのでは、見せられる方はたまったもんじゃありません。
無料とはいえ、人様の限られた時間を割いていただいてみてもらう以上、ある種の覚悟がないと、付き合いきれません。
経費をねん出するには
当然恥ずかしくないものを披露するためには練習だって必要だし、体づくりも欠かせない要素になります。
当然トレーニングだってただではできません。そうした経費をどこから捻出するのか?場所を借りるにしてもお金はかかるのです。
無料を逃げ道には・・・
そもそも選手だって貴重なお金と時間を費やしているのですから、無料を逃げ道にして言い訳をしないでほしいのです。
もちろん確固たる信念があって無料にしている分は一向にかまいませんが、少なくともアマチュアだからただ、プロだから有料という考え方は、それこそ思い込みにすぎないのではないでしょうか?