[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草Drilla(ダン・モロニーのテーマ)

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草

プロレス的音楽徒然草Drilla(ダン・モロニーのテーマ)

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ダン・モロニ-とは

今回は2023年3月26日、ヨークホールで行われた英国レボリューションプロレスが開催した「Revolution Rumble」で、フランシスコ・アキラ選手と対戦し、試合後ユナイテッド・エンパイア入りしたダン・モロニ-選手の入場テーマ曲「Drilla」のご紹介です。

ダン・モロニ-選手は2013年にデビュー。英国の独立団体「プログレス・レスリング」や「レボリューション・プロレス」で活躍しています。

WWEデビューも

2014年には、WWEの第1回英国王座トーナメントに参加し、NXT UKブランドでWWEデビューも果たしています。

2022年3月25日には、パートナーのマン・ライク・デリース選手とともに、プログレス・タッグチーム選手権を獲得しました。

これが自身初のタイトル戴冠になったようです。

レボリューションプロレスにも

2019年7月7日にはレボリューションプロレスにも初登場し、ここで新日本プロレスとの接点が出来ます。

2022年10月1日のRoyal Questではゲイブリエル・キッド選手とのシングルマッチを行なっており、鈴木みのる選手、海野翔太選手、ジェフ・コブ選手などとのシングル対戦経験があります。

エンパイアとは

モロニ-選手は当初ヒールレスラーとして、エンパイアとは対立する側にいました。

エンパイアに入る前には、グレート・Oカーン選手とも対戦経験があり、Oカーン選手も「なかなかいい」と評価していました。

少なからず縁が

さらにダン・モロニー選手がエンパイア入りを熱望していたことを明かしています。

このようにモロニ-選手とエンパイアは少なからず縁があります。

底辺から這い上がる

2019年にはウィル・オスプレイ選手と対戦しますが敗れており、この時「底辺から這い上がる」と宣言し、再びオスプレイ選手の前に立ちます。

オスプレイ選手は再戦に際し「ギデオンが選抜した選手に全て勝利を収める事」という条件を出します。

第一の刺客は

ギデオン卿が差し向けた第一の刺客は、当時英国遠征中だった辻陽太選手でした。

モロニ-選手は強烈なスピアーから、必殺のドリラ・キラで辻選手から勝利します。

昨年から布石は

その後、3月にオスプレイ戦が予定されてのですが、オスプレイ選手が肩の怪我で欠場し、代役としてアキラ選手と対戦しました。

このように昨年から布石は打たれており、昨日・今日の話ではなかったのです。

初来日を果たした

日本でチャンスをつかみたいと考えていたモロニ-選手は、無事エンパイアの新メンバーとなり、5月から開催されたBEST OF THE SUPERJr.30にて初来日を果たしました。

テーマ曲になっている「Drilla」は、おそらく必殺技のドリラ・キラのことだと思われます。

ニックネーム

ドリラ・キラとはモロニ-選手が子どものころにつけられたニックネームだそうです。

当初名前がなかったこの技に解説者や実況が「ドリラ・キラ」と呼び出して定着したんだそうです。

Filthi=filthy?

それが入場テーマ曲のタイトルにもなっているのだとしたら、非常に面白いですね。

ちなみにこの「Drilla」を担当したアーティストは「Filthi」という名義なんですが、どうも「filthy」と同じく「汚い」「不潔な」「よごれた」「汚い」「下品な」という意味の言葉らしいですね。

英語圏では

フィルシーといえば、同じく新日本で活躍するトム・ローラー選手のニックネーム兼チーム名ですが、英語圏ではよく使われている言葉なのかもしれません。

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先ほどヘビー級の辻選手から「ドリラ・キラ」で勝利していることを書きましたが、モロニ-選手はもともとヘビー級の選手でした。

ヘビーよりジュニア

しかし、彼がやりがいを感じる対戦相手はヘビーよりジュニアヘビーだったと言います。

「プロレス界には小柄なヘビー級の選手はたくさんいるが、クソデカい体をしているジュニアの選手はあまりいないだろ?俺が一番大きいジュニアの選手になれば目立つだろうし、ロースターの一員になることができるのではと考えたのさ。」
「俺は90kgの身体に125kgのヘビー級選手のパワーを詰め込んでいる。だから『SUPER Jr.』に参加する誰もが、俺と戦うとヘビー級の選手と対峙しているような気分になるはずさ。」

新日本プロレスリング株式会社
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全階級で

新日本の公式インタビューでモロニ-選手は上記のようなコメントを残しています。

「目標は全階級でもっとも印象に残る選手になることだ」というダン・モロニー選手は、WWEからリリースされた際、プロレス界を引退すべきか悩んだそうです。

そこでオスプレイ選手と闘う機会があって、翻意したという経緯があります。

エンパイア入りは必然

「敵同士ではなく友人として、彼とまた顔を合わせることは間違いないだろうが、いつかまた、彼と試合をしてみたいよ。」

上記のインタビューでモロニー選手はこうコメントしています。

オスプレイ選手との出会いが、モロニ-選手の今日に繋がっていることを思うと、彼のユナイテッド・エンパイア入りは「必然」だったのかもしれません。

と書いていましたが

2023年6月4日ドミニオンにおいて、ダン・モロニ-選手はエンパイアを裏切って、バレットクラブ入りしました。

ここまでのストーリーができすぎていたので、この結果には驚きましたが、チャンスを求めて動くのなら、仕方ないことです。

モロニ-選手の今後はどうなっていくのか?注視していきたいと思います。

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プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバイバーシップに関する悩みや工夫など、興味深く感動的な内容が満載です。あなたも著者のストーリーに共感しませんか?







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