[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 FREEBIRD

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草
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フリーバーズのテーマ

今回はアメリカのサザンロックバンド、レーナード・スキナード (Lynyrd Skynyrd)の代表曲の一つである「FREEBIRD」をご紹介します。

オールドプロレスファンには言うまでもなく、FREEBIRDは、日本では全日本プロレスを拠点に活動していたファビラス・フリーバーズが、活動初期の入場テーマ曲として使用していました。

このFREEBIRDには、後から付け足された疾走感溢れるギターソロのパートが曲終盤にあります。

当初は前奏だけ

Wikipediaによると・・・

1971年に死去したデュアン・オールマンに捧げられた曲である。当初は前半のスローな部分だけだったが、ヴァン・ザントの案によって後半に長いギター・ソロをフィーチャーすることになり、また、バンドのローディーだったビリー・パウエルがイントロを考えた。なお、パウエルはこの時の貢献をきっかけにレーナード・スキナードの正式メンバーとなった。

1973年3月にデモ・レコーディングが行われ、このヴァージョンは後にアルバム『レーナード・スキナード』のリマスターCDにボーナス・トラックとして追加収録されている。そして、同年4月3日に録音されたヴァージョンが『レーナード・スキナード』に収録された[1]。プロデューサーのアル・クーパーがオルガンの演奏で参加しており、アレン・コリンズはギブソン・エクスプローラーを使用して、ゲイリー・ロッシントンはリズムギターのパートでギブソン・レスポールを、スライドギターのパートでギブソン・SGを使用した。

アルバム発表から1年以上後の1974年11月にシングル・カットされて、1975年には全米19位に達し、レーナード・スキナードにとって2作目の全米トップ20シングルとなった。

「フリー・バード」は『ローリング・ストーン』誌が選出したオールタイム・グレイテスト・ソング500で193位にランク・インしており、2009年にはVH1の企画「100 Greatest Hard Rock Songs」で26位にランク・インした。

この曲のギター・ソロは、『Guitar World』誌が2008年に選出した「100 Greatest Guitar Solos」で3位にランク・インし、ギブソン公式サイトが2010年に発表した「Top 50 Guitar Solos of All Time」では6位にランク・インした。

この曲は『アメリカン・ポップ』(1981年公開)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年公開)[11]、『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』(2005年公開)[12]、『スピード・レーサー』(2008年公開)、 『キングスマン』(2015年公開) 等、多くの映画のサウンドトラックで使用された。

コンピュータゲームの分野では、『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』のサウンドトラックで使用され[14]、また、2010年には音楽ゲーム『ロックバンド3』で使用された。

とあります。

イントロから使われていた

私は記憶違いで、このギターソロのパートが、フリーバーズの入場テーマに使われていたと思い込んでいたのですが、CSのプロレスクラシックなどで、フリーバーズの試合を観ると、ちゃんとFREEBIRDのイントロから流されていることが確認できます。

ファビラス・フリーバーズは、アメリカでも日本でも名を残しましたが、全日本プロレスの代表であるジャイアント馬場さんは、テリー・ゴディだけを高く評価していたそうです。従って全日本マットでは、創設メンバーであるマイケル・ヘイズと、後に加入したバディ・ロバーツの2人は全日本からよばれなくなります。

やがてオリジナルのフリーバーズは1988年をもって解散します。

殺人魚雷コンビの誕生

シングルプレイヤーとなったテリー・ゴディは、新日本プロレスから移籍してきた殺人医師スティーブ・ウィリアムスと、殺人魚雷コンビを結成。ジャンボ鶴田や、三沢光晴ら四天王と壮絶な激闘を繰り広げていきます。

ゴディが鶴田から三冠タイトルを奪取した際は、すでにウィリアムスとのタッグで世界タッグもとっていたため、ゴディは、合わせて五冠王となりました。また馬場全日本時代に20代で三冠王になったのは小橋建太とテリー・ゴディの2人だけです。

しかし、ゴディは2001年7月に、ウィリアムスは2009年12月にそれぞれ他界してしまいます。あれほど強くてすごいチームが、病魔との闘いにやぶれてしまった事実はプロレスファン的にはなんともやるせない気分にさせられます。

稀代の名曲

さて、ファビラス・フリーバーズは、後に入場テーマ曲を、メンバーのマイケル・ヘイズ自らが歌う「BACKSTREET USA」に変更します。こちらも名曲ですが、やはり荘厳さのあるイントロと疾走感あふれるFREEBIRDの魅力には勝てないと私は思っています。

レーナード・スキナードというサザンロックの旗手と、やんちゃな悪ガキトリオのファビラス・フリーバーズとの組み合わせは、ある意味これ以上ないマッチングと言って良いでしょう。だからこそプロレス入場テーマ曲としても「FREEBIRD」は稀代の名曲ではないか、と私は思っているのです。

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