[イラスト] オリジナルイラスト紹介⑮ビッグ・クマ
中心戦力
今回は正規軍・アニマリューションからビッグ・クマのご紹介です。
ビッグ・クマは、一応正規軍をひっぱる中心戦力というキャラになります。
気は優しくて力持ち
巨大と怪力を備えながら、持ち前の才能を生かし切れていないという「気は優しくて力持ち」な選手です。
彼にも絵だけではわからない設定がいくつかあるキャラクターなんで、この場を借りてご紹介したいと思います。
なるべく可愛い方向に
実は何回か紹介した絵本の企画に応募するために生まれたキャラの中に、ビッグ・クマもおりました。
ビッグ・クマの場合は、なるべく可愛い方向に振れるように、なおかつ力強さも欲しかったので、試行錯誤した末にこうなりました。
バランスが悪く
描いている時は気がつかなかったのですが、最初にクマを三体(クマ・ハナコ・ティアー)も作っちゃってバランスが悪くなってしまいました。
しかも相当後になって気が付いてしまいました。その上、全員をベビーフェイスにしちゃったんで、あとで困りました。
同じ数にするつもりが
もともとベビーフェイスとヒールは同じ数にするつもりだったんですが、どうしても悪役で「これは!」というキャラが降りてこなくて、現在に至っています。
一時期無理くりにヒールの数を増やしたことがあるのですが、手間ばかり増えて大変な事になってしまったのもその理由の一つです。
名前の由来は
ちなみに名前の「ビッグ・クマ」の由来はもと全日本プロレスの極道コンビとして一世を風靡した故・大熊元司選手のお名前から拝借しました。
大熊選手は、グレート小鹿さんとの極道コンビで活躍したプロレスラーで、1976年から1981年にかけてアジアタッグ王者チームとして活躍しました。
頑強な体を誇る
頑強な体を誇り、また大変な酒豪でも有名でしたが、お酒が祟ったのか?51歳という若さで早逝されました。
一応ビッグ・クマという名前と頑丈な身体という部分だけ大熊選手から拝借しています。
対抗戦初期に
個人的には、長州力選手率いるジャパンプロレスとの対抗戦初期に、6人タッグなどで大熊さんを見かけており、実況の倉持アナが「ビッグ・クマ!」と大熊さんを呼称していたのが記憶に残っています。
テレビで連呼されていたせいか?大熊元司選手のWikipediaには、二つ名として「ビッグ・クマ」が記載されています。
化身を想定して
ビッグ・クマもグレート・ムタのような化身を想定して、「マスクド・ティア―」の中身として考えていました。
最初考えていたのは、マスクを被ると弱気なクマが隠れて、強いプロレスラー「マスクド・ティアー」になるという設定でした。
想定外な展開
しかし、いつの間にか別キャラとして描くようになってしまいました。
先ほども書いた通り、ヒールとベビーフェイスは同じ数にするはずが、気づいたらベビーフェイスが大量に生まれてしまうという想定外な展開になってしまったのです。
結構な歴史
アニマルプロレスが誕生したのが2010年ごろですから、気がつけば結構な歴史が刻まれてしまいました。
改めてこうして書いていくといろいろあるもんだなあと思いますね。