[イラスト] オリジナルイラスト紹介⑭アニマリューション
正規軍
今回は、アニマルプロレスの中では「ベビーフェイス」「正規軍」「本隊」という位置付けにあたる「アニマリューション」のご紹介です。
プロレスでいう正規軍は、基本ユニットではなく、ぼんやりした概念になっている事がたくさんあります。
ファッショナブルヒール
個々のベビーフェイスにはそれぞれファンがつきますが、ことユニット人気となると圧倒的にヒールサイドに軍配が上がっています。
特にnWo登場以降「ファッショナブルヒール」の台頭により、ますますベビーフェイスユニットは肩身が狭くなっているのが現状です。
でっちあげた造語
アニマリューションというのは、もちろん私が勝手にでっち上げた造語になります。
元ネタは、天龍源一郎選手と阿修羅原選手が、昭和末期の全日本プロレスでスタートさせた「天龍革命」です。
ドル箱カード
天龍革命は、REVOLUTIONを旗印とし、「地方でも決して手を抜かない」をテーマにした闘いを繰り広げていきます。
特にジャンボ鶴田さんとのシングル対決は「鶴龍対決」と呼ばれ、全日本プロレスのドル箱カードとなりました。
反体制ながら
この時、天龍さんたちは全日本本隊とは移動も別にして、鶴田さんらとは、顔を合わせないようにしていたそうです。
のちに、天龍革命に賛同した冬木、川田、小川の三選手を加え、天龍同盟と呼ばれるようになりますが、立場こそ反体制ながらいわゆるヒールではありませんでした。
ロゴを模して
長州維新軍(のちのジャパンプロレス)は、まだヒール色が強くありましたので、同じ革命集団でも微妙に色合いが違っていたと私は思っています。
アニマリューションのロゴは、レボリューションのロゴを模して、似たようなフォントを使ってそれっぼく仕上げてみました。
円形のロゴに
ただ、レボリューションに使われているフォントは、頭にRがつくと非常に映えるのですが、Aから始まるアニマリューションは、なんか締まらない感じがしたため、円形のロゴに落ち着きました。
アニマリューションに所属しているのは、ビッグ・クマ、マスクド・ティアー、エル・イホ・デル・コン、DJヘビーの4選手と、レフェリーのジョー・タートル、タイトル管理委員長のミスター・メェ、コミッショナーのモンスター”KIRIN”AMも含みます。
ただ、ユニットとして出てくる場合は「アニマリューション=4選手」ということにしています。
イラストの数は
女子ユニットのnGoやbGmには煩雑にコスチュームを変える縛りを作っているんですが、アニマリューションの場合は、そこまで変化はつけないため、イラストの数自体は少なくなっています。
とはいえ、初期からいるキャラクターもたくさんいるため、できたら無理ない範囲で、アニマリューションのメンバーも描いていこうと思っています。