オリジナルイラスト紹介②ニュー・ガールズ・オーダー(nGo)
飽きが来て…
今回は、ユニット紹介です。
AWA(アニマル・レスリング・アライアンス)を作った時は、ざっくりとベビーフェイス(善玉)と、ヒール(悪役)に分けていたんですが、だんだん描いていくうちに、飽きが来てしまいました。
最初に作ったユニット
そこで、苦肉の策として、ベビーフェイス、ヒールそれぞれにユニットを作ることにしました。
そして、最初に作ったのがnGo (ニュー・ガールズ・オーダー)です。
nGoは、かつて爆発的なムーブメントになったnWo(ニュー・ワールド・オーダー)にあやかって名付けたユニットです。
nWoとは、1996年に当時WWF (後のWWE)のライバル団体WCWで発足します。
結成当初のオリジナル・メンバーはハルク・ホーガン、スコット・ホール、ケビン・ナッシュというメンバーでした。
WCWに敵対する「新団体」
ストーリー上の設定はユニットではなく、WCWに敵対する「新団体」ということになっていました。
これはエリック・ビショフ副社長が新日本プロレスとUWFインターナショナルの抗争を参考にしたためとされています。
nWoは、アメリカのみならず蝶野正洋選手が日本に持ち帰った事で、日本でも一大ムーブメントになりました。
当時、「nWo Tシャツ」を着た人が街中に溢れ、社会現象にまでなったのです。
nWoが遺した功績
これはプロレスグッズの歴史において革新的な出来事であり、それまで人前では着るのを憚られていたプロレスTシャツが、ある意味「市民権」を得たのでした。
とはいえ、nWo自体がもはや遥か昔の出来事になってしまいましたから、今のプロレスファンには、なんのことやらという感じかもしれませんね。
まさに先駆者
nWoは、バレットクラブのロゴモチーフになったユニットでもあります。
ユニットカラー自体は、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの方が近いでしょう。
今日、ロスインゴやバレットらのプロレスグッズが普通に巷でファッション化しているのは、nWoというムーブメントがあったからこそです。まさに先駆者だったのです。
女子のnWoはない
さて、nGoは、見ての通りなんの捻りもないユニット名ですが、女子にはnWoに相当するユニットがなかったので、これにしました(笑)
リアルなプロレスではユニットの入れ替えや、メンバーチェンジは煩雑に行われます。これは空気の入れ替えと同じようなもんで、お客さんを飽きさせないという意味合いも含まれていると思われます。
お客さんを飽きさせない
もっともnWo以前は煩雑にベビーフェイスとヒールが入れ替わるのは、稀でした。これはnWoが起源というより、WCWがWWEに買収され、長く一強時代が続いたためでしょう。
今では同じ団体内で長くベビーフェイス、ヒールをつとめあげるケースはほぼなくなりました。
善玉も悪役転向できる
強いてnWoの影響があるとしたら、絶対的ベビーフェイスだったハルクホーガンが、nWo加入により、ヒールターンしたことでしょう。
これでホーガンも選手寿命が伸びましたし、絶対的ベビーフェイスも悪役に転向できるという前例になりましたからね。
しかし、架空の世界で同じことをしたら、ご覧いただいているあなたも、描いている私も混乱しかねないので、基本AWAでは、ユニットメンバーは固定としています。
nGoに対抗する
変えるとしたら絵柄かコスチュームになりますが、2020年に、nGoロゴマークも若干リニューアルいたしました。
まあ、見た目ではわからない程度の変更ですが(笑)よりオリジナルnWoに近くしてバッタもん感を出してみました。
AWAのユニットは、全てnGo基準で作りましたので、次回紹介するbGmもその一環で作りました。
nGoのテーマ曲はこちらです。そのまんまですけどね(笑)