怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(135) 自分の問題と向き合うための10の闘い(25) 働かざるもの食うべからず⑤
今回は働くとは何かを考えてみたいと思います。私の社会人歴のほとんどは「雇われ」でした。働く=雇われている状態という「思い込み」には私もずっと囚われ続けてきました。
ですから、雇われない=自分には価値がないこと、とも思い込んでいました。あなたはいかがでしょうか?
実は働き方にも色々あって、就職=働くというだけではありません。しかし、会社という狭い世界にいるとあたかもそれが全てであるかのような錯覚を覚えがちになります。
私も前職をクビになってからは必死で就職活動をしていました。ハローワークにも15年くらい通いましたからね。しかし、このご時世に棺桶に片足つっこんだ人間を雇う会社などなかったのです。
仮に私が再就職に成功していたとしても、老親の介護という問題が浮上してきた場合、働き方を変える必要があるわけです。ここで「雇われる」ことに私が固執した場合、選択肢が、
①派遣orバイトで時間の融通をきかせる
②正社員に固執して、自分の代わりにヘルパーを雇う
の2つになる可能性が極めて高いわけです。
しかし、働きながらかせぐなら…
③自分で独立して起業する
という選択肢もうまれてくるわけです。
会社にいたころはつくづく私は無知でした。確かに起業に伴うハードルは高いものがあります。しかし、自由度はかなり増します。何より「相手に合わせる選択」が極端に減り、「したいこと」が増えてきます。
次第に「したいこと>やらねばならないこと」が増えていったため、あくせく働くのがばかばかしくなったんですね。
この3つ目の選択肢に気づけたことは、私にとって非常に大きな転換点になったのです。
と同時に、働く要素から「お金のために」という感覚が薄らいでいきました。これも自分の中では大きな出来事でしたね。自分に見出した価値を自分で正しく知ることで、今までの価値基準を手放した私は、昔よりぐっと楽になることができたのです。