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カードカウンセリングレポート(2) 2017年3月14日火曜日

2017/03/15

今回はメンタルカードファシリテーター同志で、カードセッションをやりあったというレポートです。自分のセッションを振り返る前に、私がクライエントになった事例を簡単に。

私がテーマにした課題は「値引きされずに講座やカウンセリングにきてもらえるようにしたい」でした。実はこうした課題は割とよくあるんですよ。しかも値引きしてくる側に一ミリも悪意がない分、かえって問題があるというパターンです。本当に厄介ですよね。

正直、最初は質問に対してそれほど自分の中で変化がおきなかったため、自分で第三者の位置に移動したりして工夫してみたら後半はサクサク自分の中から解決策が出てきました。カウンセリングというより完璧にビジネス会議みたいな不思議なワークでしたが、実務で使えるアイディアがでてきたおかげで、課題に対して感じていた不快感をかなり軽減できました。と同時にビジネスの戦略についてもカードセッションは使えるなという手ごたえも感じました。

さて、今度はファシリテーターとしてやったワークをご紹介しましょう。

課題「したいなあと思っていることをできるようになりたい」

所用時間:40分

スケーリング:
・ストレス値~6→2
・自己効力感~2→6
・モチベーション~2→6

クライエントさんが最初に「したいなあと思っていることをしている自分を想像すると苦しい」と言われたので、その苦しさを最初にとっていく方向でワークを進めました。開始15分でその部分はあらかた解決したのですが、クライエントさんの身体症状として咳が出てきたため、もう少し掘り下げていくことにしました。

おそらく無意識の中でなんらかの抵抗があったのかもと私は想像しました。後半はその咳の部分で掘り下げていくと最終的に「好きなことができない」理由の大元にクライエントのお母さんがいることが判明しました。これはNLPでいうエコロジーチェックの段階でクライエントさんからでてきたものですが、時間的な余裕とクライエントさんの負担を考えて、お母さんの問題は次回以降に扱うことにしました。

しかし、お母さんの問題を解決しなくても、スケーリングした時点で効果が見られたので、クライエントさんが抱えているお母さんのイメージを軽くする方向で練習してもらうようにしてセッションは終了しました。

自分がクライエントやったときに、前半で少しだれた感じがしたのですが、たぶんカードファシリテーターが寄り添いすぎてもあまり心に響かないんだなと、受けていて気が付かされました。ですので、自分がやるときは結構メリハリを意識しました。この辺の裁量はやはり練習しないと身につかないので、今後も課題の一つにしていきたいですね。時間の安売りしてちゃ、それこそ私がクライエントの時にあげた、ダンピングしてくる相談者の思うつぼですからね。











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-カードカウンセリングレポート, 怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ