怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーショガイド研究所所長の体験談ブログ(59) 私がお金をキライな10の理由(9)
今回はお金と健康の話です。線維筋痛症というかなり面倒な病気に加えて、緑内障に軽い脳梗塞がある身としては、昔のようにむやみやたらに身体を酷使することはできません。しかし、状況の好転を待つだけでは、問題の早期解決は困難です。
こういう場合はよくあることで、たとえば明日からあなたが職場に来なくていいよ、と言われたとしましょう。それまで安定していたあなたの収入源が一瞬にしてなくなるわけで、これは一大事ですよね。ましてや災害などでそれまでの生活があっという間に崩壊してしまうこともありえるわけです。
私の場合だと今年お世話になった方が亡くなったり、母が入退院を繰り返すようになったりで、今まで私にかかっていた治療費が母の入退院費用に消えていくようになり始めました。確かに万が一を考えていなかったのは私の不覚でしたが、それでもいきなり生活が消滅するわけではないので、対案を考えて選択できる余裕があったことは我ながら幸運でした。
そこで、最善の策と同時に次善の策も用意する必要があるな、とつい最近になって私は気づいたわけです。次善の策としては、
①支出を抑える
②好きなことのために使える技術は使う
③支援を乞う
という選択肢が浮上しました。
出してみて気づいたのですが、私としては、意外にも割と手付かずな選択肢だったんです。
①の支出を抑えるというのは、普段からやっていたつもりでしたが、見直してみると、意外にもまだまだ締められる箇所があるな、ということがわかりました。まあ節約できて月数千円ですが、年単位にすれば大きい話ですからね。
②の好きなことのために使える技術は使う、というのは、ぶっちゃけ心理学やカウンセリングの技術でお金を稼ぐことを意味します。
プロカウンセラーを目指さない決断をした私には一見すると不本意な選択かもしれません。しかし、健康面に不安を抱える今の私には現実的な選択肢でもあります。言い方を変えれば、背に腹は変えられないというやつです。母の入退院自体は想定できないわけではなかったですからね。ただ毎度のことながら、いつもギリギリにならないと私は火がつかないもので、本当に追い込まれてからしか動けないのです。しかし、追い込まれてからが私の本領発揮とも言えるので、火がついてからはむしろワクワクしてくるんですよ。
③の支援を乞うという選択肢ですが、別に借金の無心をするわけではありません。かかる費用(学費含む)を立て替えていただけるありがたい話もいただきましたが、それは最悪の場合の保険にしておくつもりです。しかし、自力でできること、挑戦できることは可能な限りしておきたいですよね。敢えて一度はやめると決断した心理学とカウンセリングの技術を生活維持のために使うわけですから、前言を翻す以上、覚悟をみせなければただの変節者です。そこで終わる気はないですからね。とにかく打てる手は可能な限り打っていく、それが今私にできる最大限の努力になるとおもいます。