怒り、苦しみ、破壊し、創造する！世界プロレス式コミュニケーショガイド研究所所長の体験談ブログ（57) 私がお金をキライな10の理由（7）
お金の心配をせずに、どういうエンディングが自分のもっともやりたいことに相応しいのか？を考えていくと、
（１）自分の時間を切り売りして身体に負担をかけて働く
（２）自分の時間と身体をなるべく使わずに稼ぐ方法を探す
（３）なにもしない
の三つの選択肢が出てきました。私的には今は何もしないを選択しています。しかしあなたはもしかすると違う選択肢を選ぶかもしれません。とはいえ、私も「今は」といっているように、時間が経過すると（3）を選択しないかもしれません。そこで私が（２）自分の時間と身体をなるべく使わずに稼ぐ方法を探す、という選択肢を選ぶとしたらどうなるか？考えてみようと思います。
（２）自分の時間と身体をなるべく使わずに稼ぐ方法を探す、として私が選べることはなんでしょうか？
私が出来ることとしては多岐にわたります。長年血道をあげてきたオタク活動は、生産性こそないものの、自分の一番やりたいことではあります。心理学も確かに血道をあげて身につけたものですが、心理学やカウンセリングと一緒に心中したいかと言われれば、明確にNOといえます。心理学やカウンセリングはあくまで私が楽になるために、ひたすら頑張って取得してきた技術です。他人のためにシェアするために学んできたわけではありません。
ですから、カウンセラーとして相談者の自律を援助する考えは今のところありません。一時期、あまりにカウンセリングの勉強に没入しすぎて、将来的には自分もプロのカウンセラーになるものだ、というとんでもない勘違いをしていた時期は、「なぜ自分がしたいことをしようとしているのに、こんなに苦しまなければならないのか？」と、わけのわからない不快感に苛まれていました。
答えがわかると「なんだ、そんなことか」という話なんですが、要は私がプロのカウンセラーになりたいという願望がなかっただけのことだったのです。
とはいえ、結果が出てないだけで、お金を稼ぐという目的に絞れば一番近い位置にあるスキルをみすみす使わない選択をする決断をするには、かなりの勇気と覚悟はいりました。金を稼ぐ手段を一つ放棄するというのは、お金を稼いで楽な生活をしたいという願望とも反していますからね。
しかし、過去20年でやりたくないことを仕事にして、お金を稼ごうとした結果、大した額も稼げず、時間だけ浪費したあげく、心身を壊してしまった体験を、これから生きるであろう20年でまたやりたいか？と言われたら絶対に繰り返したくはないと応えるでしょう。仮に血道をあげ、自分が入れ込んだものであっても、そこに何らかの違和感があるならば、それを放置してはならないと私は考えます。
ただ、オタク活動に心理学の要素を潜り込ませることは可能ですね。それに事実上、プロカウンセラーの資格と呼べるものはいくつも持ち合わせています。ですからプロカウンセラーを名乗る物理的条件は満たしているわけです。しかし、「今は」やりたくないという気持ちの方が強いため、今回は見送ることにしたわけです。
しかし、比較的抵抗の少ないものならば手はつけられますからね。あくまでやりたいに固執するだけでなく、現実との妥協点を模索することも忘れないようにしているつもりです。
現にブログの記事には心理学やカウンセリングの要素をたくさん取り入れていますから。それによって何らかの反応が生まれたらそこから生産性のある活動へ昇華できる可能性があるかもしれません。そういう意味ではブログの更新も先行投資と呼べなくはないのです。
では私は何になりたいのか？それはモノを書いて（描いて）表現すること、これにつきます。そのために生活を維持するための最低限のお金くらいは心配なくしていきたいとは思っています。稼いだお金は自己投資して、自分がより満足するために使いたいですね。たとえそれが自己満足な話でも、私が満たされるならばそれでよいのです。
