怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(16)私がジャニーズをキライな10の理由その6
2018/04/05
人間関係って煩わしい
このブログは基本自分が毒吐きたくて書いてます。毒は自分の中にためておくと、だんだん大きくなっていってある日、暴発します。今回も私の「毒吐き」にしばらくお付き合いいただこうかとも思います。
私は彼女いない歴=年齢です。実のところ自分にはやりたいことがたくさんありすぎるのと、プライベート空間に他人が入ることを好まないため、自分から無理して自分磨きしてもてたいという願望はありません。ですからあまり積極的にはなれないのです。表向きは誰とでもお話しできるコミュニケーション能力を備えていますが、それは「広く、浅く」付き合うための「処世術」にすぎません。
正直深いおつきあいをしたことがないので、人がそれだけ色恋に夢中になるのには何かしら肯定的な理由はあるんだろうなと思って、自分も体験してみたいという好奇心があるという感じですね。
もてるイケメンに対しては、ある種のやっかみもありますが、同時に「もてるのも大変なんだろうな」と思うこともあるのです。基本人間関係って煩わしいですし。
絶対収録されない楽曲
さて話はガラッと変わって今回は楽曲のお話です。ジャニーズに提供される楽曲には、いい曲もあって聞きたいなと思うこともあります。しかし彼らの曲は大概彼らのアルバム、もしくはシングルを買わない限り聞けません。
一例を出しましょう。ウルトラマンティガという作品があります。V6の長野博さんが主演で、オープニングテーマ曲の「TAKE ME HIGHER」はV6全員で担当する初のドラマタイアップでもあります。またウルトラシリーズではアニソン・特撮ソング以外のアーティストが主題歌を担当するのは彼らが初でした。
ところがこの曲、ウルトラマンの主題歌集には絶対収録されないんですね。あってもカバー版までのようです。もちろんレコード会社との絡みもあるので一概にジャニーズが悪いとは言いがたいのですが、それでもなんか不自然さを感じてしまいます。
ちなみに同じようなケースがないかと思って、初期のSMAPが絡んだ「赤ずきんチャチャ」というアニメで調べてみたら、主題歌の「君色思い」に関してはTV放映時と映像ソフトでは歌手が異なっていました(映像収録時は沢田聖子さんの歌になってます)。
映像ソフトの発売元が、SMAPのCDの専属契約会社であるビクターではなくキングレコードだったことから、SMAPの所属事務所であり音源の原盤権を持つジャニーズ事務所との権利関係と意向により、キング・ビクター・ジャニーズの三社間の合意が得られなかったためとされているらしいです。またドラマCDには香取慎吾さんが演じるリーヤの出番が無いこともわかりました。
なお、同じくSMAPが主題歌を担当した「姫ちゃんのリボン」のビデオソフトは、SMAPの契約会社であるビクターからの発売だったため、オリジナル版がそのまま使われているそうです。
個人の嗜好をこえた大きな力
さすがに肖像権ほど厳密にはしてないとはいえ、原盤権をジャニーズが握っている以上、ジャニーズ事務所の合意なしではベストアルバム収録もままならないわけです。確かにこれでアーティストの権利が守られていることもあるので、負の側面ばかりがあるわけではありません。
しかしジャニーズ所属タレントが参入すると、作品ごとの完全ベスト盤がでることはかなりまれといっていいでしょう。ウルトラマンほどの国民的知名度があるコンテンツですら、ベスト盤に収録を許可しない?ジャニーズのかたくなさがあるせいか、私にはこうしたアニメコンテンツや、特撮コンテンツに彼らがかかわってほしくないという気持ちは人一倍ありますね。
もちろんジャニーズタレントの中にもこうしたアニメや特撮が好きな方もいると思います。しかし彼らが仕事として参入した時点でそこはもう個人の嗜好をこえてしまった大きな力が働くので、なるべくなら関わらないでほしいのです。悲しい話ですけどね。
ちなみに作品としてのウルトラマンティガは大変良くできていて私も好きな作品です。でもこの不快感は役者個人の頑張りとは別問題なんです。テーマ曲があくまでもジャニーズのくくりがないと購入すらできないんであれば、ジャニーズファンでない人間は食指を伸ばしにくいと私は思うのです。
近年ネット解禁などで、多少の「歩み寄り」をみせているジャニーズですが、こうしたところまで規制が緩んでいくのはまだまだこれからなのかもしれないですね。