[アニメ感想] 2020年冬アニメ完走分感想文 群れなせ!シートン学園
間様人です。この春、シートン学園に入学しました。
そこで出会った、清楚で優しく可憐な女性――牝野瞳さん。
僕らはすぐに意気投合、二人で料理部をつくり、一緒にレシピを考える毎日です。
これってもしかして、将来の予行演習!?
そんなリア充スクールライフ! が、過ごせるはずだった。
――ここが、ケダモノどもの学園でなければ。(あらすじは公式HPより)
無茶苦茶な世界観
系統としては、けものフレンズの学園版といったところかな。
動物擬人化でなぜかメスだけ人間に近い容姿で、恐竜やほかの絶滅種も現存しているという、そもそもが無茶苦茶な世界観が気になってしまったけど、あまり深く突っ込まない尾でお香。
主人公のジン(人)は、ドSでツンデレが過ぎるのがちょっと好みをわけるキャラクター。まあツッコミ役という位置づけなんだろうけど、それだったら主役に据えなくてもよかったと思う。
一方ヒロインの人情に厚いランカや、魅力的な動物たちのキャラが引き立っているので、ここは見て面白かったポイント。
抑えめにしても
基本はギャグテイストの作風だが、異種族の生態への理解と協調がテーマのひとつならば、もう少しギャグテイストは抑えめにしてもよかったかな。
かといって、ありがちな感動のごり押しやお涙頂戴的な雰囲気に流されることもなく、終始軽快に笑い飛ばして純粋に楽しめる作品になっていたのは、まあ最低限楽しめたところ。
ギャグセンスとか作品全体に昭和時代のアニメや特撮作品へのオマージュ・リスペクトを感じる、どこか懐かしい節があるのも特徴だけど、ここはそこまで掘り下げなくてもよかったかな?
最後にOPとEDが収録されたCDはアニメイト等一部のショップ限定の発売ということだったが、配信もないというのはちょっときつい。このご時世にあくまでCDで商売しようというのはどうなんだろう?そこは大いに疑問だった。