[アニメ感想] 2018年冬アニメ完走分感想文 鬼灯の冷徹 第弐期その弐
2018/07/24
閻魔殿の書類棚を整理していた唐瓜と茄子。うっかり落としてしまった大そう古い巻物には、十王の名前と、代々の第一補佐官達の名前が書かれていた。閻魔大王の第一補佐官は鬼灯(ほおずき)。しかし、そこには二代目と書かれている。鬼灯が初代補佐官と思っていた唐瓜達は驚くものの、鬼灯の生い立ちのほうが気になってくる。鬼灯に子供の頃はあったのか？補佐官になったのはいつなのか？今、鬼灯の秘密に迫る。（あらすじは公式HPより）
安定した作画と面白さ
人気作の原作があるアニメは得てして、ぶつ切り状態でアニメ化されやすいのが昨今の通例となっているが、鬼灯の冷徹もまたその一つ。
基本的に地獄の日常をちょっと毒の入ったユーモラスな感じで描いているため、一度ハマるとくせになりそうな作品ではある。
キャストが勢ぞろいして歌う「地獄の沙汰オールスターズ」のオープニングは、ムード歌謡っぽく、エンディングでは、劇中で地獄のアイドル・マキを演じる上坂すみれさんの歌が起用されるのも定番。
一期からすでに形が定まっているので、ある意味外しがないかわりに、大きな変化もない。だけど、だからこそ安心してみていられる。
今期はたまたま原作が長期連載されているものが多く、しかも連続ものがたくさんあって、ほぼ全ての作品が未完の状態で終了してしまった。その中では安定した作画と面白さがあった「鬼灯の冷徹」は結局最後まで見てしまった。たぶん来年以降もそうしてしまうんだろうな。
