[アニメ感想] 2017年秋アニメ完走分感想文 つうかあ
2018/01/11
三宅島で「女子高校レーシングニーラー全国大会」が開催される。地元の三宅女子高等学校の宮田ゆりと目黒めぐみはじめ、全国から集まった女子レーサーたちはマン島TTレース出場権を賭けた優勝を目指して走り出す。
本選に先立って行われたエキシビジョンレースでは三宅女子の明日葉丸がトップでゴールする。しかしレースを終えたゆりとめぐみは突然相手にパンチを繰り出しクロスカウンターで倒れる。二人は側車部コーチの棚橋を巡る恋のライバルでもあった。(あらすじはwikipediaより)
レーシングニーラーというサイドマシンレースを題材にした一風変わった日常もの?
調べてみたら、舞台の三宅島は実際にモーターレースがおこなわれている。ちなみにウィキペディアによると、
2000年に発生した火山の噴火による災害の復興策として、主に観光客誘致などを目的としてイギリスのマン島で行われているマン島TTレースを参考に、当時東京都知事であった石原慎太郎がオートバイ(二輪車)レースの開催を提唱し、2007年11月16日から11月18日にチャレンジ三宅島モーターサイクルフェスティバルが開催された。
とある。このレースは何回かの中断を挟み、現在も継続している。
このニーラーを巡る描写は非常に素晴らしく、迫力満点。一方で側車部の棚橋コーチを巡る恋のさやあてに関しては、もう少し丁寧にしても良かった気がする。
最終回で、婚約者に振られて三角関係の「元サヤ」に戻るオチはありっちゃアリなんだが、あまりに棚橋コーチが朴念仁すぎて、ちょっと残念な感じになってしまった。そこはもう少しどうにかして欲しかったなあ。
女の子同士のキャッキャウフフなアニメって基本男性キャラは邪魔になりやすい。艦これの「提督」みたいな扱いでもそうなんだから、コーチの描き方は慎重にして欲しかった。あからさまに顔見せない演出していたかと思えば、後半顔出しにしたり、意図に一貫性がない。
せっかく迫力あるレースシーンやかわいい女の子たちを魅力的に描いていたのに非常にもったいない感じがする作品だった。