[アニメ感想] 2017年冬アニメ完走分感想文 セイレン
2017/06/25
嘉味田正一は1学期の中間テスト後、自分の進路に悩んでいたところ、親友の七咲郁夫に夏期講習に誘われる。迷うが、級友の常木耀がアルバイト中の姿を見かけた正一は自分を変えようと、夏期講習に参加する。その初夜、正一は無断でのアルバイトが親にバレて夏期講習に強制参加させられた耀と遭遇し、ジャージを貸すこととなる。しかし、アルバイトの件を学校に密告したとの疑いをかけられた正一は耀に誤解されたまま夏期講習を終え、夏休みが終わっても彼女と話せないでいた。そんなある日、学校に密告したのは耀の友人である高遠由貴恵だったことが発覚し、正一は耀から謝罪される。その後、海に行けなかったことを愚痴られた正一は耀を海に連れていき、キスされたことで彼女への好意を自覚し、告白しようと決心するが・・・(あらすじはwikipediaより)
アニメ本編には1ミリも罪はないのだが、たまたま鉄血のオルフェンズの最終回を見た後に、この作品の最終回をみてしまった。ちなみにセイレンの最終回は3月26日で終わっているのだが・・・・
いや、三日月がああなったあとに、この幸せそうなハッピーエンドを見ると、本当にこれでよかったのかと思ってしまうのだが、もともと世界観が違うものを並べて比較する方がむちゃくちゃなのだ。わかててゃいるけど、見る順番間違えたなあ・・・
セイレンというのはいわゆるギャルゲー的な世界観というか・・・古いたとえで言うと「BOYS BE・・・」系の「登場人物や舞台がエピソード毎に変動し完結するオムニバス方式の作品であり、主人公が日常生活においてクラスメイトや幼馴染など身近にいる女性を恋愛対象と意識するようになり、痴話喧嘩やすれ違いを経て恋仲として親交を深めていく様を、女性の心理描写を交えながら主人公の目線で繰り広げる」物語の定番ともいえるアニメ作品。先に放送された「アマガミ」の9年後という設定になっているらしい。
まあアニメで疑似恋愛を楽しむための作品としてはツボを心得ているし。よくまとまっていたと思う。常木耀編・宮前透編・桃乃今日子編の三篇からなっており、今日子編の人気が高かったらしい。個人的には常木編がよかったかなと思う。今まではこういうのを毛嫌いしてみなかったんだけど、なんの心境の変化か、最後まで見てしまった。