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[アニメ感想] 2017年冬アニメ完走分感想文 亜人(デミ)ちゃんは語りたい

2017/06/25

神話やおとぎ話のモチーフとなり、かつて怪物や妖怪などと称され迫害されていた、「亜人」と呼ばれる特別な性質を持つ人間たちが、世間に「個性」として認められ、一般社会に自然に溶け込んでいる世界。

現在では、社会的な弱者である亜人に対する「生活保障」が整備され、若者たちには亜人のことを「デミ」と可愛く呼称するまでになっていた。
新学期、大学時代から亜人に興味をもっていた高校の生物教師の高橋鉄男は、これまで一度も出会ったことのない亜人たちに、突如として囲まれる生活を送ることになる。おしゃべり好きでお調子者な「ヴァンパイア」の小鳥遊ひかり、頭と胴体が分離している「デュラハン」の町京子、暑さに弱い「雪女」の日下部雪といった1年生の生徒たちや、地味な服装にして異性を避けている「サキュバス」の新人教師佐藤早紀絵。

彼女たちは、それぞれに「亜人としての悩み」を抱えながら日常生活を続けており、鉄男は教師として、同僚として、彼女たちの話を聞きながら問題に向かい合っていく。本作は、日々の高校生活の中で繰り広げられる、個性的な亜人たちとの交流で織り成される学園コメディーである。(あらすじはwikipediaより)

個性とは何か?という日本ではむしろタブー視されがちな話題に果敢に切り込んだ秀作。

といっても、作風は日常ものと大差なく、ただそのなかで人ならざる人である亜人ちゃんの苦悩が描かれているのがポイント。人ならざるものは概ね物語の世界でも迫害されがちだが、この作品は一味違う。

高橋先生だけでなく、亜人ちゃんのクラスメートや他の先生がたも彼らに寄りそおうとする姿勢に心がなごむ。そう、この作品の世界観はどこまでもデミちゃんたちに優しい。けど優しいだけでなく、どこかにトゲも残している。

しかし、そのトゲをスルーしない高橋先生の力添えもあって、デミちゃんたちは次第に皆と打ち解け、普通に交流していく。日常ものの体を成しながら、実は深いテーマを扱っているのもこの作品の素晴らしいところ。

更に吸血鬼のひかり、デュラハンの京子、雪女のゆき、そして教師でもあるサキュパスの佐藤先生が皆イキイキとした形で描かれているのが、なんかステキなのだ。

これだけ丁寧な日常ものはそうお目にかかれない。間違いなく今期の佳作と言って間違いない良作だった。是非とも二期でまたデミちゃんたちに再会したいものである。










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