九州プロレスチャチャタウン大会(2014年5月5日:チャチャタウンイベント広場)
13時の部(13:00~)
子どもの日ということもあってかこの日のチャチャタウンはやたら人が多かった。観覧車も無料で乗れるし、映画館は長蛇の列。なぜかマックまで列ができていて、その関係でイベントスペースはフルハウス状態。このあとばってんがでてくるんだけど、帰らないといなと思いつつ、あいた席に座って観戦を始めた。
ちびっこプロレス教室も盛況で、先生はめんたいとキングギラン。今回親子でできるトレーニングを考えてきたというが、いきなり子どもを肩車してのスクワットというちょっとハードすぎなメニューをふってくるめんたい。あちこちでやってて普通のメニューじゃあきたんだろうけど、最後に補助つきで子どもにロープ渡りさせたときは見ててはらはらした。が、さすがそこは子ども。すごい純応力で難なくこなしていたのがすげえなと思った。
第一試合
●ばってんぶらぶら 対 ○阿蘇山
昨年の初登場時は風邪で見に行けなかったんだが、悪天候も重なってばってんの試合にはかなりの人がかえってしまったらしい。今回は意外にもばってんが大歓声でむかえられた。
しかし調子に乗ったばってんはなかなかリングインしない。おまけにリング上でのマイクも長い。いい加減一部の常連がいらついてきたところでやっと試合開始。だいたい九州の有名人を自称しているが、東京時代にテレビでたのは三回だけだし、九州のテレビも後輩芸人のつてで出てることをみんな知っているので、誰も本気にはしない。だがこの日のばってんは相手が何をしても幅広く受け止める阿蘇山が相手だったこともあっ、芸人モードよりレスラーモードで試合に挑んできた。実はアマ時代桂三四郎としてならしたころがは色んな技を使いこなす選手だったんで、それがそもそもお笑いをやろうという時点で無理があったんだが、熱い試合も実はできるんだけど、肝心のお笑いは寒いままというばってんが出来上がったんだから、まあこれは仕方ないか。本人が桂三四郎を捨てた時点で別人になったとしか考えられない。しかし体は正直なものでついついまともなプロレスやっていたころの血が騒ぐのか、阿蘇山の厳しい攻めをキックアウトしていく姿は必死そのもの。まあ阿蘇山が手加減知らずなのは誰でもしってることだけど、その厳しい攻めを受けるだけの素養をばってが持ってないと試合自体なりたたないし。
でもチャチャタウンエルボーは本当余計だった。なんか出さずにおわるのかと思ったんで出さないなら出さないで文句いってたかもしれないけど^^チャチャ、チャチャ、チャチャエルボーというアイダホ、ミネソタ、ミシシッピよりひねりのない酷い内容なのに、この日のお客はどどこまでも暖かかった。それが救いかな?マグマドライバーからマグマスプラッシュというフルコースで豪快に沈んだばってんを豪快に踏んづけて勝利宣言する阿蘇山に大歓声。でも締めはフラフラなばってんに放り投げた。九州ば元気にするバイ!をなんとかばってんが決めて一部は終了。
第二部(16:00~)
駐車場で観戦記書いて、時間が来たので急いで下に降りた。実はチャチャの駐車券は買い物すると三時間無料。でいったん外に出て再度入場しないと次の第二部で三時間過ぎてしまう。CDレンタルしておくと返却時に駐車券ただにしてくれるので、CDもレンタルしたうえで用意周到に第二部開始を待った。
今回のプロレス教室の先生はばってん。なぜか博多ぶらぶら+ばってん「多摩川」のテーマで入ってきた。あれ?今日はぶらぶらじゃないのか?わざわざテーマ曲かえる必要あったのか?ばってんの司会っぷりはさすが営業で鍛えられていたせいか?妙に場慣れしすぎていて新鮮味のかけらもなかった。なんか小学生をいじって素人に突っ込みたがっていたけど、あんたそもそもボケなんだから、普通にしてればいいのにと思ってしまった^^
でもやっぱ基礎はしっかりしてるので、そこだけは真面目にやっていた。やっぱこういう場で玄海とかがでて教えてもあまり盛り上がらないので、人選は悪くないとおもう。でも自分が出る深夜番組の告知は余計だった。
第二試合
玄海&●田中純二 対 ○めんたい☆キッド&キングギラン
ご当地なのになかなかでてこないギラン兄弟。今回はその中からキングが参戦。一方イベント用悪役は顔が恐い玄海と純二。しかし玄海は強すぎてこわいヒールの方が持ち味を発揮できるのではないかなと思う。実際これみよがしに強さを強調している玄海はかなり魅力的に映ったし、これから阿蘇山と共闘していくなら、特に反則はしなくてもいいのでヒール的立ち位置で試合をしていってほしい。ギランのマスクはぎは余計だったけど、でも何か生き生きしていたんで、今後はこわい玄海をもっと見せていって欲しい。こうして考えると筑前の穴はほとんど感じない。実は本人後ろや二階で映像班として動いていたらしいが、せっかくいるんならリング上で挨拶くらいはしてもよかったかなと思う。好意的に解釈すれば自分がいない九プロをシミュレートしていたのかもしれないが。
ギランとめんたいはなかなかこれといったチャンスらしいチャンスをつかめずにいたが、なんとか逆転して後半の分断に成功してからは粘る純二をめんたいスプラッシュでめんたいが退けて無事ハッピーエンド。
エンディング
試合後は子どもさんたちとの交流に多くの時間をさいていた。が、明日も試合のはずが結構遅くまでリングが放置されて、選手は近くのスーパーで普通に買い出ししていた。まあ急ぐ必要もなかったんだろうけど。
でもまあ1月のあれよりは大分方向性も定まっていつもの九プロらしさを取り戻しつつある感じがした。実際チャチャでみる九プロは楽しかったし、秋にまたくるらしいから、その時まで楽しみにしておこう。