[プロレスブログ] プロレス的発想の転換のすすめ#55 プロレスとは協業である

プロレス的発想の転換のすすめ#55 プロレスとは協業である

協業とは

今回は協業とプロレスのお話です。

協業という言葉には、元々「労働者が集まり、協力して作業する」という意味があるそうです。

今の時代協業とは、異なる立場にある企業同士が戦略的に協力し合う体制や、経営スタイルを指すともいえます。

実際はチームプレイ

プロレスというのは、一見すると個人で闘っているように見えますが、その多くはチームプレイであるともいわれています。なぜなら、選手の対角線上に対戦相手がいて、レフェリーがいて、その他大勢のスタッフが一つの大会を支えているからです。

そして忘れてはならないのは、お客さんの存在です。レスラーは対戦相手だけでなく、見ているお客さんとも対戦していくものであるともいわれています。

人に頼る

ですので、プロレスの大会は決して一人ではできないのです。よしんば一人で旗揚げしたとしても同様だと私は思っています。プロレスこそ協業の最たるものですね。

ただ、協業というと堅苦しい表現になりますから、ざっくり砕けていうと「人に頼る」という事になるでしょうか?

仕事でいうと自分の専門外にあたる作業を、そちらを専門にしている、別な方に頼るスタイルと言い換えてもいいでしょう。

頼る事が苦手

ところが、幼い頃から「なんでも自分でできないとダメ」「人に頼ってばかりでは成長しない」という教えが刷り込まれていた私は、この「人に頼る」事が大の苦手でした。

たしかに、自分で出来ることはあるにこした事はありません。また、なんでもかんでも人頼みでは、いざという時に自分が困ります。

教え自体は正しいのに

このように、教え自体は正しいのに、受け取る側が過剰に取り入れてしまい、大人になって問題になることは、決して珍しい事ではありません。

私の場合ですと、ビジネスの場では特に顕著で、全ての仕事を全部自分で抱え込んではパンクするという事を繰り返してきました。

無職になってからは「自分にお金がないから人にお願いはできない」という思い込みも手伝って、なかなか殻を破れずにいました。

前提がひとつ

しかし、ステージ2のがんになり、わずかながらがん保険がおりて、図らずも殻を破れずにいた前提が一つ崩れました。

このわずかばかりのお金を、ただ通帳にいれておくか?はたまた投資や定期預金にするか?選択肢は色々ありましたが、私はまず自分のブログに投資する事にしました。

誰にも読まれてない

そもそもブログ自体ライティングからサイト設計、ブランディングまで今まで全部一人でやってきました。間違っていても正しくても続けることが好きな私は特に苦もなく、気が付いたら約900記事も書いていました。ただ、これだけ書いても誰にも読まれていないんですね。

実質、私のブログのアクセス数はせいぜい100~300といったありさまで、当然資産にも何にもなっていません。これをどうにかしたいと思ったのです。

どこからどこまで

時間のある時は作業も楽しかったのですが、両親の介護もあり、自分自身の治療にも時間を取られる現在、いよいよ部分的でもだれかにお願いしなければならなくなってしまいました。

とはいえ、今までほぼ誰にも頼ることなく生きてきた(と、自分で思い込んでいる)私には、どこからどこまで頼っていいのかすらわかっていないのです。

一歩踏み出す

そんな状況から私はとりあえず一歩踏み出してみる事にしました。その一足からどういう道が切り開かれていくのか?

自分でも、半分ドキドキしながら、でもわずかばかりワクワクもしているのです。

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プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバ...






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