プロレス謎試合~自分はこうみた!~#4 北尾光司対ジョン・テンタ
八百長野郎
今回は SWSの神戸大会で行われた「八百長野郎」という北尾選手の言葉が有名になった、北尾光司対ジョン・テンタ戦です。
試合の途中で北尾選手がサミングを仕掛けたりか、結果的にはその試合放棄みたいな形で終わってしまいます。
WOWOW ではカット
この中継をしていた WOWOW ではカットされて、後に YouTube で「八百長野郎」の音声が使われているバージョンがあげられていました。
よくよく考えてみるとプロレスに入る前までは、二人とも大相撲出身だわけですよね
相撲では格の違いがありすぎ
相撲では幕下のテンタ選手と北尾選手が横綱であったので、相撲では格の違いがありすぎます。
しかし、プロレスではテンタ選手が先輩であり、スター選手でもあったわけです。
プロレスなら胸を借りる立場
対して北尾選手はまだキャリアをスタートさせたばかりの新人選手で、いわばプロレスなら胸を借りる立場だったのです。
ところが、相撲時代の格の違いを無視して対等に戦うというマッチメイクに対して、北尾選手が不満を持っていたと言われています。
格は逆になっていた
ただ大相撲時代はさておき、プロレス界では格は逆になっていたのです。
相撲の格をそのまんまプロレスに持ち込んでしまった北尾選手の方がちょっとどうだったのかなとは思います。
格は逆になっていた
あの試合を見てればわかるんですけれどもテンタ選手自身は実は何もしてないんですよね。
後々アメリカには帰った時にシュートマッチを仕掛けられて勝った男という風に言われるようになり、テンタ選手は格は逆になっていたなって言ったっていうのも面白い話なんです。
今では、謎は謎のまま
一方、北尾選手はこの試合が組まれたことによほど不満だったようで、試合が終わってから後も、控え室で大暴れし、SWS の田中八郎社長の奥さんに対して「このババア」って言ってイスを放り投げるといった蛮行に出たそうなんですよ。
結局、北尾選手もテンタ選手も故人となってしまった今では、謎は謎のまま残ってしまいました。