それでも生き永らえた!生命力イラストを描いているcocoroharadaの由無し事ブログ〜健康と幸福の追求②
2018/12/09
私と「マッチメイク」
私は、これまで自己紹介するときに、なるべく「無職」というようにしてきました。定職につかず、貯金を切り崩して生活出来ているし、あと数年は生活できる蓄えもある事が一つ。体力的にフルタイムで働けないという理由が二つ目。自分の目指す方向には、健康と幸福であればいいというのが三つ目の理由になります。
とはいえ、最初から無職だったわけではありません。私が社会に出てからは、ほぼほぼブラックな働き方しかしてきませんでした。そこには、今なお好きな事ではお金が貰えないという強い思い込みもありました。
とはいえ仮に思い込みがなかったとしても、自分のやりたい事で需要を生み出せるとも思えません。それを踏まえた上で、ここでは自分の考える健康と幸福について述べていきたいと思います。
さて、誕生日に交通事故にあって以降、父が骨折し、義理の弟のお母さんがなくなり、私が腸閉塞になるという怒涛の体験をした事で、私自身が独り身でいる限界を痛感させられました。そこで今回は「仲人」について考えてみたいと思います。
仲人と日本語で書いてしまうと、結婚以外のフレーズが思い浮かびませんが、仲人を英語に訳すと「matchmaker(マッチメーカー)」になるそうでして、こちらの意味合いがわたしにはあっていますね。
このマッチメイクを今回は
①私自身がしてもらいたい
②私がしてみたい
という二点からお話しようと思います。
「共倒れになりかかった」経験
まず、①。先程も書いた通り、父の骨折に限らず老親2人の介護については、今後ますます時間を経て、厳しいものになっていくでしょう。もちろん今現在も公的機関の援助を受けてはいますが、その窓口になるのは、私しかいません。
これは、精神的にも肉体的にもかなりハードなわけですが、一方で自分の人生をより幸せにしていくことも考えないといけません。私が一番避けたいのは両親と共に「共倒れ」になることで、実際腸閉塞を患って「共倒れになりかかった」経験上、もやはそれほど猶予のない状況であることは間違いありません。
とはいっても、今までは自分が楽しいと思うことを優先して生きてきたため、人並みに恋愛したり、結婚を考えたりしたような経験も皆無なのです。そもそもそういう相手がいなかったし、自分で作ろうとしなかったのですからね。
本当に今更感があるのですが、そういう意味では自分を大事にしていなかったのかなとも思います。まあ、そうはいっても、今までは自分の好きなことに血道をあげることが自分のためだと思い込んでいたので、いきなりベクトルを変えて、恋愛脳に切り替えるなんてことは、なかなかできないのです。
そこで、その部分をマッチメイクしてもらえる人を探すなり、方法なりをなんとか考えようと思い至ったわけなのです。正直ネット系の出会い系サイトとかも利用してみましたが、その時は自分が切羽詰まっていなかったせいか、それほど本気になれなかったので、お金かけた割には成果も出ませんでした。
ですから、自分にはない「違うアイディア」を人から拝借したい、というわけなんです。
面白い化学反応が見られるかも
一方②の件なんですが、日本語で仲人にしてしまうと「彼女もいたことがない上、恋愛経験が皆無のくせに、他人の恋愛の世話なんかできるわけないだろう?」と突っ込まれるのがオチです。それは私自身重々承知しています。
ですから仲人を「マッチメイカー」と英訳したわけです。一例を言うと、今の私が例えば市役所の方と知り合えたとしましょう。このご縁から生まれるイノベーションというのを、自分自身でも想像ができません。はっきり言ってわたしには宝の持ち腐れだし、市役所の方にも利点はないでしょう。
しかし、私ではなく、私の知り合いや友人だったらどうでしょう?もしかしたら面白い化学反応が見られるかもしれません。何より私が見てみたい組み合わせなら、それは望むところです。
このマッチメイクに関しては前から細々とはやっていたのですが、先だって私が店子として間借りしているコワーキングスペースのイベント「あなたのための戦略会議」に、私のヨガの先生に来てもらい、先生の夢である「シニアヨガ」について語ってもらいました。
私がいる秘密基地というコワーキングスペースは、新しい幸せの概念を追求している、新時代の働き手がたくさんいるんですが、なぜかわたしには皆が不健康そうにみえて仕方なかったのです。実をいうと健康なくして仕事をしようなんて無理な話なのですが、皆根拠なく「ずっと健康でいられる」と思い込んでいるように私には見えるのです。
マッチメイカーとしての楽しみ
私はヨガと出会い「健康と幸せ」のありがたみを噛み締めていましたから、ヨガの哲学を基地に持ち込むタイミングを見計らっていました。そして、先生の話を通じてヨガに興味を抱いてくれた方もいたので「これはいける!」という確信を抱きました。
そこで話だけでなく、実際にヨガを「将来のシニアたち」に体験してもらおうと考えました。先生の夢は10年後がゴールだそうです。となれば、現在バリバリの働き盛り世代は「シニア予備軍」になります。それは、10年後の先生にとってターゲット層になりえます。
ならば、彼らがシニアになるのを待たずに今からヨガを刷り込んで、20年後当たり前のようにヨガを習慣にして生活すれば、より幸せになるはずだし、もちろん健康にもなれるはずです。私が先生の夢に乗っかっているのは、私自身が、現在の働き盛り世代より一足早くシニアになるからで、また現役としてヨガの効果を実感しているからです。
かといって、私は他人にヨガを教える気はありません。だから、先生からは技術を、秘密基地からは場所を提供してもらい、ヨガ体験会を開くことにしたのです。これは「マッチメイカー」としての私の発想です。先程市役所の話をしましたが、秘密基地は役所ともパイプがあるので、基地ヨガが定着すれば、いずれ役所との関わりができてくるでしょう。そうすればマッチメイカーとしての私の楽しみにもつながっていくわけです。
以上が私が画策している「仕掛け」の概要なんですね。結果的に私も幸せに、みんなも幸せに…なれたらいいですねえ(ニヤリ)。