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怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(12)私がジャニーズをキライな10の理由その2

2018/03/30

 ただしイケメンはのぞく

このブログは基本自分が毒吐きたくて書いてます。毒は自分の中にためておくと、だんだん大きくなっていってある日、暴発します。今回も私の「毒吐き」にしばらくお付き合いいただこうかとも思います。

「ただしイケメンはのぞく」「ただしイケメンに限る」。

あなたはこんなネットスラング(俗語)をご存知ですか?意味は・・・・

もし、お金持ち・楽器をやってる・スポーツをやってるなど、一般にモテ要素とされるものが豊かな人物がいるとしよう。だが、もしその人物がとてつもなく不細工だったらどうだろうか?あっという間に評価が反転する。

反対に、オタク・貧乏・口下手など、これらは普通評価としてはマイナス要素にしか見えない。だが、もしその人物がとてつもなくイケメンだったならどうだろうか?あっという間に評価が反転する。この現象を一言で表現するのが「※ただしイケメンに限る」である。(ニコニコ大百科より)

逆に並以下のルックスではどうかすれば顰蹙を買いかねないともとれます。この「ただしイケメンはのぞく」を巧妙に使ってきたのがジャニーズです。そしてイケメンでない男性にも支持されるグループも登場するまでになりました。

 どうしたらいいんだよ?

ここで、ジャニーズではないのですが、私の体験談をご紹介しましょう。

小学生のころ、原田真二というシンガーソングライターが一世を風靡していました。甘いルックスに甘い声で当時はアイドル的人気を誇っていました。当然女子にも熱烈なファンがたくさんいました。しかしこの熱狂ぶりが思わぬ形で飛び火してきたのです。

ちなみに私の本名は原田真二さんとは一字違い(漢字表記だと2字違い)です。そして当時私は周りからいじめられる対象でした。当然女子からもいじめられてました。今でもはっきり覚えてますが、遠足の時も私は一人で弁当を食べていました。その時に周りの女子からはっきり聞こえる声でこういわれたのです。「原田真二と一字違いなんてナマイキな!」と。

本名ですし、オトナになれば法的手続きを経て改名できないわけではありませんが、子どもにそんな知識があろうはずもなく「じゃあ、どうしたらいいんだよ?」と困惑することしきりな状態だったわけです。結局原田真二ブームが過ぎ去るまで、私はいたたまれなさを感じながら学校に通う羽目になりました。

この時に「原田真二みたいなイケメンならいじめらたり、生意気とか言われなかったんだろうなあ」と考えたのは事実です。とはいえイケメンに産まれるかどうかは誰かがどうにかしてできるわけではありませんし、そのために整形や改名なんて選択肢を選びたくもありません。

つまり自分ではどうすることもできないことで、自分はいわれなき罪を着せられてしまったのです。ですからネットスラングとはいえ「ただしイケメンに限る」という一言は後にとても重いものに感じました。

 並の努力では太刀打ちできない。

この「イケメンならば何をやっても許される」理論をビジネスにしたのがジャニーズです。それはやはりSMAPという才能ありきで可能にしたことは間違いではないでしょう。歌やドラマだけでなく、バラエティや声優などデビュー早々からあらゆるジャンルに彼らは顔を出し始めます。コントに挑戦するアイドルはそれまでもいましたが、SMAPほどガッツリ関わった例はそうないはずです。同じ事務所の光GENJIや少年隊とも明らかに違いました。

しかも彼らはその全てを「やらされている感」なしで嬉々としてやっていました。フツメン以下の人間でも、努力次第ではイケメンに勝てるかもしれないジャンルに、彼らはそのイケメンをも武器にして参入し、その道のプロ以上の結果を出し続けたのです。こうなると並の努力では彼らに太刀打ちできません。

随分前にテレビで明石家さんまさんが中居正広さんがネタ帳作っていることを褒めていた場面を見た記憶があります。これは「芸人ではないアイドルがお笑いに真剣に取り組んでいるのだから、プロの(後輩)お笑い芸人はもっと頑張らないと」という意味合いで言われていたと私は受けとりました。

 甘い夢を打ち砕いた

つまりSMAPの台頭と共に芸のないイケメンは存在価値を失った反面、フツメン以下の人間にはさらなる努力が求められるようになったわけです。

当然ですが、いくら努力したからといって必ずしも皆が報われるわけではありません。むしろ報われない努力をし続けるか、夢を諦めるしかないことも少なくなく、結果少数のナンバーワンと大多数のオンリーワンを生み出しているのが現実です。

「世界で一つだけの花」という歌がヒットした時に流行った「オンリーワン」というフレーズですが、大多数の共感を得たオンリーワンは実はナンバーワンになり損ねた成れの果てなのではないかな?と捻くれた私は思ったものでした。

アイドルというアドバンテージがあり、その上で多方面にわたる努力をものともしないSMAPの登場は、ある意味イケメンなら全てが許されていた、イケメンでないなら努力すればなんとかなるかもしれないという甘い夢を打ち砕いたかのように私には思えてならないのです。

現在はSMAPも解散してしまいましたが、これで逆に彼らが、年相応の活躍をみせてくれるようになると、少しは私のような人間でもほっとするのかもしれないですね。

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