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スターウォーズにまつわる四方山話・社会的影響編

スターウォーズが与えた影響は多岐にわたります。割と語られてない感じがしますが、「〇〇ウォーズ」というくくりのタイトルが爆発的に増えたのも影響のひとつでしょう。

それまでは「〇〇大戦争」と漢字表記が多かったように思います。一例をあげると、昭和ゴジラ映画では「怪獣大戦争」というタイトルがありましたが、平成作品では「ゴジラファイナルウォーズ」になりました。 

これは私見ですが、テレビ放送時は「宇宙大作戦」という邦題が、映画化された途端「スタートレック」になったのも、ある意味ブームの影響かもしれません。

意外なところではプロレスとの絡みですね。日米のプロレスラーが覇権を争う漫画「プロレススターウォーズ」は未だに語りつがれる名作ですし、実際のプロレスシリーズでも「〇〇ウォーズ」と称されるシリーズがありました。

その「〇〇ウォーズ」を多用していた全日本プロレスの中継ではミーコによる、カバーバージョンのスターウォーズのテーマが、次期外国人参加選手の案内に、BGMとして使われていました。

余談ですが、当時の全日本プロレス解説者の田鶴浜弘さんが嬉々としてスターウォーズ絡みの、ややとんちんかんな解説を繰り広げていました。

大の大人がこのようにはしゃぐ様はある意味ブームの加熱具合を示していたともいえますね。もっとも「〇〇ウォーズ」の流れは長続きはせず、エピソード6くらいの時には完全に落ち着いていました。

話は前後しますが、スターウォーズのテーマのオリジナル版を、新日本プロレスにあがっていたアドリアン・アドニス選手が入場テーマとして使用してもいました。

ミーコ版でいうと、スターウォーズ以外にもスタートレックや、オズの魔法使いが選手の入場テーマ曲として使われています。

こうしてみると、ありとあらゆるジャンルに爪痕を残したスターウォーズブームというのは改めて凄かったんだなあと思います。

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