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[心理×音楽コラム] 200%元気がもらえる心理学的音楽徒然草(14) ドラえもん(日テレ版主題歌)

今回はまた趣向を変えて、昭和47年に日本テレビ系で放送された、初代ドラえもんの主題歌をご紹介いたします。

初代ドラえもんというと、大山のぶ代さんが演じらたのだと思われている方も多いのですが、ここでお話しするのは、そうではありません。

冒頭に日テレ版と書いた通り、テレ朝で放送されたドラえもんと、日テレで放送されたドラえもんとは全く異なります。

先に作られたのは日テレ版で、ドラえもんの声は当初富田耕生さんが担当されました(13話から野沢雅子さんに交代)。

なんでも日テレ版スタッフは、ドラえもんというキャラクターに「世話好きなおじさん」というイメージを抱いていたらしく、動物役なども多く演じていた富田さんに初めから配役するよう決めていたそうです。

しかし、担当声優が野沢雅子さんに代わって以降、原作の連載初期のような短気で自己主張が強く活発で好戦的な性格に変更されました。

13話から原作以上に子供らしい性格に描かれたことでキャラクターの印象も一変しましたし、何より性別が入れ替わるドラえもんの声変わりは、当時の視聴者だった我々には大きなトラウマを植え付けたのでした。

こういう経緯から旧ドラえもんは藤子・F・不二雄先生から公認されることもなく、制作会社の倒産により、権利関係も曖昧になり、再放送や自主上映もテレ朝版を公式アニメとする藤子プロ側の申し立てにより、できない状態にあるため、『幻の作品』として語り継がれることになったのでした。

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