[アニメ感想] 2019年夏アニメ完走分感想文 まち̚カドまぞく
2019/09/30
ご近所まぞく、はじめました!ある朝突然闇の力に目覚めた女子高生・吉田優子は一族にかけられた呪いをとくため魔法少女を倒すことになってしまった!!だけど相手は命の恩人!?そもそもく勝てそうにない!?ポンコツ系庶民派まぞくとクール系筋トレ魔法少女が織りなす日常系マジカルコメディーはじまります!!!(あらすじはAmazon Prime より)
「ダメでも明るい」空気
2019年夏アニメのきらら枠は、「まちカドまぞく」。魔族の優子(シャミ子)と、対抗する魔法少女である桃とが奇妙な友情で結ばれてゆる〜い日常が延々と続いていく、というのが基本線。
夢でお告げを受け、闇の力に目覚めたとはいえ、角としっぽが生えた以外は何の力もなさそうで、体育の評価が1というポンコツも改まっていない優子ことシャミ子。
それでも、同級生の魔法少女、千代田桃を倒して彼女の血を邪神像に注げば、家族の生活費毎月4万円という「呪い」が解けると聞いて、頑張っていく。
「まちカドまぞく」における一番のポイントは、優子の素直さ、真っ直ぐさのおかげで「ダメでも明るい」空気が流れている。シャミ子はパワーもなければ魔力も足りず、お金もなければ背も足りない。
ポンコツさを愛でるための
こうなるともはや可愛さしか周りの目には映らない。そんなわけで日々、なぜか敵のはずの魔法少女にはげまされてトレーニングしてしまうというよくわからない「たたかい」が繰り広げられていく。
シャミ子はやることなすこと上手くいかなくても、めげずにちゃんと魔族の使命を果たそうと頑張る姿が健気で可愛い。
かなり変てこで、四頭身で、ザコキャラではあるんだけど、「まちかどまぞく」は、シャミ子のポンコツさを愛でるためだけのアニメといってもいい。
とはいっても、個人的にはご先祖のぽんこつぶりもなかなか捨てがたい。闇を司る魔女リリスがその正体なのに、いつもこたつでテレビみているし(笑)気が付いたら魔族の吉田家のファンになっていた。
「まち̚カドまぞく」はぜひとも二期をみてみたい作品になった。