怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(196) 自分の問題と向き合うための10の闘い(96) 自分が楽に生きるには?⑥
ストレスフリーな自活
念願の一人暮らしが始まりました。学生時代から数えて実に35年ぶりの自活です。一回体験しているので、特に新鮮味はないのですが、正直孤独感より解放感の方が何倍も大きく、実家暮らしというかごの鳥だった自分にとって、両親との生活は本当にストレスフルだったのだなということに今更ながら気づかされました。
今は片道一時間の通勤がもたらすストレスや、介護のわずらわしさから解放されて、本当に自由な感覚を味わっています。もっとも両親の要介護度があがれば帰る必要性も出てくるでしょうし、この自由な生活を何年も続けていくことはできないかもしれません。
しかし、何より驚いたのは入眠困難と不眠がかなりの部分解消され、時間的ゆとりが生まれたことで、あくせくしなくなったというのが非常に大きかったですね。
35年前より楽で自由な感覚
金銭的な余裕というより、こっちの方が非常に大きかったですね。見た目はそう大きな変化が見られないかもしれませんが、自分の中では「楽になった」感覚が、以前とは比べ物にならないほど大きくなっていたのです。
そして以前にも増して「働く気」が失せてきて、真の意味で解放された感じさえしています。自活というとどうしても経済的に稼いで、自分の生活を持続させることを考えるのが普通だと思いますが、私の場合はあきれるほどその感覚がありません。
前々職を辞めて15年以上ハローワーク通いをしていた経験がある私にとっては、今の状況は信じがたいことでもあるのですが、このハロワ通いの時代に身に着けた緊縮感覚は私の財布のひもをかなり固く結んでしまっているので、プロレスやアニメ以外のことで無駄使いすることさえ考えにくいのです。
物理的距離を置くこと
だから、よっぽどおかしなことをしなければ、ある程度今の生活は続けていけるでしょう。
学生時代はまだ「勉強」という「しなければならないこと」がありました。今はそこからも解放されているので、35年前よりぐっと楽で自由な感覚になっています。今更ながら思い切った行動に出て本当によかったと心から思います。
結局のところ、今までも両親とは、精神的距離をおくために様々な試みをしてきました。そのためにカウンセリングを習って、受け続けて、気づいたことを実践してきました。
でも最後はやはり物理的に離れないと本当に問題は解決しないんだなということを思い知らされました。
さて、この快適さに慣れたころはまた新しい問題が発生するかもしれません。でもそれはその時に考えればいいことです。
今はやっとの思いで手に入れられた自由をかみしめながら満喫していたいと思います。