怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(104) くたばれ!心理カウンセラー2(4)
あなたは意外に思われるかもしれませんが、カウンセラーって割と喫煙者率高いんじゃないか?と私は思います。ほかの職種の方になら「嗜好品なんで勝手にどうぞ」と特別何も言わないんですが、カウンセラーの場合、少し違います。
カウンセリングで最も大切なこと、それは自分の命を守ることだと私は思います。命を守るからには自分を大切にする必要もあるでしょう。喫煙は日本のたばこ警告表示によると
喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。
喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。
喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。
喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。
妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります。疫学的な推計によると、たばこを吸う妊婦は、吸わない妊婦に比べ、低出生体重の危険性が約2倍、早産の危険性が約3倍高くなります。
たばこの煙は、あなたの周りの人、特に乳幼児、子供、お年寄りなどの健康に悪影響を及ぼします。喫煙の際には、周りの人の迷惑にならないように注意しましょう。
人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。
未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
これらは、表示義務として警告文をパッケージに記載することが法律で義務付けられています。あなたもたばこのパッケージやコマーシャルで目にされたことがあるかもしれませんね。
読んでいて私がおもうのは喫煙って「どう考えても体にやさしくない」ということです。体にやさしくないということは、自分を大切にしていないということにもなります。そして「自分を大切にする」ことと「自分を甘やかす」ということは全く違います。ついでにいうと自分を甘やかさないためにタバコを吸っているという人を私は知らないですね(私が知らないだけでもしかしたらいるかもしれません)。
私が以前働いていたコンビニではすぐそばに喫煙外来がありました。そこに通う患者さんも私の職場を利用していました。幸か不幸か私の職場ではタバコを販売してませんでしたが、ライターはおいていました。そしてレジの目の前にあるそのライターを使って勝手にたばこに火をつけようとする外来患者は決して一人二人ではありませんでした。人間、依存症レベルになってしまうと、明らかに目がおかしくなっているし、こういう光景を目の当たりにしているせいか、私はあまり喫煙にいいイメージを持てなくなっていますね。
さて、人に命の大切さや、自分を大事にすることを伝えていくカウンセラーが自分を大事にしていないと、どうでしょうね。そりゃ修行僧ではないので、し好品をたしなむ自由はあると思います。私みたいに好んで酒やたばこを自分の意思で断てる人間っていうのだけがカウンセラーではないとも思います。
でも、やっぱ目指すならたばこや酒に頼らず、自分が常にどうありたいのか?自分の命を自分で守る気があるのかどうか?を常に自分と向き合って、問い続けることくらいはしてもいいんではないでしょうかね。その上でたばこを手放す選択をしても私はいいんじゃないかと思います。もちろん志の道半ばでやむをえずたばこや酒に走る分は悪いとは思いません。
ただ、個人的には飲酒・喫煙するカウンセラーよりは、し好品に頼らずとも自律を目指しているカウンセラーの方を信用します。これは私の信念に近いんで、嫌煙を声高に主張するものでもありません。私自身は嫌煙者ですけどね。
本音をいえば私は酒もたばこもギャンブルも嫌いなんで、今後とも一切かかわる気はなありません。これは私がカウンセラーであろうとなかろうと一生変わらないところだと思っています。だから心のどこかで「許そうと思っても許せない」のが「喫煙者カウンセラー」なんでしょうね。