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[心理×映画] 映画鑑賞記・1980(イチキューハチマル)

05年4月6日鑑賞。

1980年12月9日。東京の星隆高校にアイドルの一之江キリナ、本名・羽柴レイコが現われる。彼女は、これまで1年間失踪し、芸能生活に見切りをつけ、この母校で英語の教師に就くため教育実習にやって来たのだった。この突然の事態に、レイコを知る姉で同校教師の歌川カナエとレイコの妹で同校2年のリカは、不安を覚える。そんな三姉妹はそれぞれに問題を抱えていた。リカはボーイフレンドに頼まれて出演した映研の映画で最終日にヌード・シーンが待っていた。カナエは夫のノーパン喫茶通いに怒り、そしてレイコは元マネージャー瀬戸と揉め事を起こしていた。(あらすじはwikipediaより)

何となく毛色の違う映画見たくなって、有頂天のケラさんの「1980(イチキューハチマル)」をみる。

コメディ風の映画なのだけど、感動するでなし、笑えるでなし、かといって退屈するでなし、
という不思議な感じがした。あっという間に見終わってしまった。

いわゆる懐かし系映画なのかな、と思っていたら、案外そうでもなかった。扮装はそれっぽく
しているけれど、登場人物に80年代の空気感がまるでないのだ。版権の都合からか、
80年代の曲やアイテムの引用は控えめ。代わりにそれっぽいオリジナル曲やデザインを多数代用?して
いることで、80年代風の現代映画という摩訶不思議な雰囲気に仕上がっているように思えた。
これが意図されたものなら凄い。

更にあちこちにいかにもな感じの無駄に豪華なチョイ役陣がまあ、次から次から出てくるわ、
出てくるわ...あっけにとられてしまった。

映画と演劇と音楽という、サブカルチャーを代表するジャンルの濃い色合いはあるけれど、それだけじゃ多分
本当の懐かし系映画だけで終わっていただろう。

そうならなかったのは、監督の腕の冴えだと思う。同じ時代を生きながら違う体験をした、私にとっては
もう一つの80年という感じがした。多分世の中的にはこちらの方が本流なのだろうけど。
違うから逆に興味深く見られたのかもしれない。

 

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