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[アニメ感想] 2019年秋アニメ完走分感想文 食戟のソーマ神の皿

実家の定食屋「ゆきひら」を手伝いながら料理の腕を磨いてきた幸平創真は、
超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」に入学する。
学園の内外で、様々な料理人たちと出会い、成長を続ける創真だったが、
薙切薊が遠月学園の新総帥の座に就いたことで状況が一変する。
なんと新たに発足した中枢美食機関により、自由に料理が作れなくなるという事態に……。
中枢美食機関のやり方に異を唱え反発した創真たちだったが、
その結果、学園の反逆者とされてしまう。

――そして迎えた2年生進級試験。
嫌がらせを受けながらも、力を合わせて試験を突破していくが、中枢美食機関の妨害は止まない。
ついには仲間たちが退学処分という憂き目に遭ってしまう!
追い込まれた創真たちは事態を打開するため、薊政権の新遠月十傑と連隊食戟を行うことを決意する。

初戦を圧勝で収めたものの、彼らの運命を決める激戦まだ始まったばかり。
迎えた2nd BOUT!

果たして創真たちは十傑の座を奪い、仲間たちを救えるのか!(あらすじは公式HPより)

強敵のインフレ化

アニメ版「食戟のソーマ」も第4期。タイトルに「神」という文字が使われている。「神」といえば、薙切えりなが神の舌の持ち主ということは散々描かれてきたことだが、「神の皿」では、父・薙切薊との確執が描かれているので、その神の舌をめぐる確執がキーポイント。

これまでは、一般家庭でもちょっと頑張れば再現できそうな料理が登場していたが、物語の進行に伴い料理の難易度も上がっている感じ。こうなると、一般家庭では再現できる領域を超えてしまっている。

「食戟のソーマ」を広い意味でジャンプ系バトル作品と捉えるならば、他の作品同様、この現象も形を変えた「強敵のインフレ化」ということになるのかもしれない。

ということは、敵もしくは料理のインフレ化によって、物語が長引けば長引くほど、ダラダラゆるゆるになりかねないわけで、食戟のソーマも実際、そうなりはじめていた。原作は既に完結しているが、まあ潮時だったということだろう。

綺麗に終わることを願う

三期はいよいよ連帯食戟に決着が付く手前で終了したため、ややモヤモヤが残ったが、四期では残るべくして残ったメンバー同士による最終決戦を、心ゆくまで堪能できたように思える。

これまで視聴を続けてきたし、制作決定した次期シリーズまで完走するつもりではいる。

ただ、3期までと比べてエピソードがかなり駆け足気味だった4期は、原作全36巻の内、30巻分を既に消費している。5期が4期同様、13話で完結するシリーズであるならば、お話の間延びやテンポなどに若干不安が残る。

ともあれ、今は長期にわたり楽しませてもらった「食戟のソーマ」という物語が綺麗に終わることを願うばかりである。

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