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[アニメ感想] 2019年夏アニメ完走分感想文 からかい上手の高木さん2

とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。
高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。

季節はめぐり2年生に進級した西片は、
今度こそ高木さんをからかい返すことができるのか…?

「ニヤキュン」必至、照れたら負けの”からかいバトル" 第2ラウンドがいよいよ開幕!(あらすじは公式HPより)

いろんな所がむずがゆくなる

一期同様「からかい上手の高木さん2」は観てると、なんか鼻とか背中とかいろんな所がむずがゆくなる感じのアニメ。そして見れば見るほど西片くんが羨ましくなる。

昔はこういうアニメは大の苦手で、見るのも嫌だったんだけど、それなりに歳とったせいか?中学生のほのぼの恋愛話をにやにやしながら眺められるくらいの余裕はもてるようになったから不思議だ。

もっとも現実の私には高木さんみたいな女の子に縁があろうはずもないし、実際なかったんだけど、フィクションとして楽しむ分には非常に理想的な女の子ではある。

「からかい上手の高木さん2」を観てるともう高木さんが西方をからかうのは全部愛情表現!一期以上にストレートで、攻め攻めの高木さんに見ているこっちもどぎまぎさせられっぱなし。

鷹木さんの気持ちは一期のラストでもあきらかにはなっていたんだけど、二期になっても西方は相変わらず高木さんをぎゃふんと言わせることばっかり考えてて、高木さんの好き好きサインを見逃しっぱなしなのが、面白い。

でもところどころで、それなりに成長している西片くんが、それなりに前進しようとしているのも二期の特徴。

応援したい気持ちに

「からかい上手の高木さん2」では、一期のように単に高木さんにやられっぱなしではなく、恋を徐々に自覚していく西片が見られておっさんもついついニヤニヤしていた。

「からかい上手の高木さん2」最終回はそんな視聴者の気持ちを代弁するかのようなお話だったし、基本みんないいやつなんだよなあ。だから見ていて全然嫌な感じがしない。

にしてもやっぱ高木さんというのは、よくできたキャラクターだと思う。可愛くて、性格は年齢より大人で、好きな人の事はなんでもお見通しとかって、どんだけだよと思ってしまう。そこは正直に羨ましいとしか言いようがない。

そして、高木さんも二期ではちょっと成長してきている。ただからかうのじゃなくて、好きって気持ちを少しずつでもちゃんと伝えたいんじゃないかなって思われる描写も多かったし、一期同様にまだ幼い西片君が大人になれればいいなって、みているこっちは応援したい気持ちになれる。

高木さんや西片くん同様、「からかい上手の高木さん2」になって作品も少しずつ成長してきているのかもしれない。一期以上に感情移入ができたのはそのせいかもしれないな、と私は思った。

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