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[アニメ感想] 2018年冬アニメ完走分感想文 キリングバイツ

2018/04/02

平凡な大学生・野本裕也は、とある事件に巻き込まれ、謎の女子高生・ヒトミと出会う。ひと気のない廃棄場で、彼女が獣の姿に変貌し、獅子の怪物と死闘を繰り広げる様を目撃する。 彼らの正体は、人間の頭脳と獣の牙を持った獣人。そしてヒトミは、最強の闘争本能を秘めた獣闘士(ブルート)「蜜獾(ラーテル)だった。野本はヒトミと出会ったことで、この獣人たちによる熾烈な戦い「牙闘(キリングバイツ)」に巻き込まれていく――。(あらすじは公式HPより)

 ただただバトル

全体を通して、ほとんどストーリーもなく、ただただバトルという展開。バトルアニメは嫌いじゃないんだけど、これはちょっと勝負の先が読めすぎてあまり入り込めなかった。比較的アクションとかは丁寧に作っていたとは思うだけにもったいないなあと思ってみていた。

ただ、千葉繁さんばりに絶叫ナレーションスタイルで諏訪部順一さんがあおると不思議と次が見たくなる。加えてCパートのオシエちゃんが結構中毒性があって、この2つのために見ていたようなものかな。

それ以外は別段、面白かったということもなく、なんとなく惰性で観ちゃった感じ。内容としては獣の遺伝子を人間に流用する事により強靭化した人間同士を駒にして、闇にはびこる財閥同士が遺伝子技術等の利権を賭けて、キリングバイツという闘争を繰り返すだけ。

一番消化不良だったのは・・・

キリングバイツ自体が、金持ちの道楽で、それを利用して研究者たちが暗躍するというのもストーリー的にはやや古臭い。まあ本編はこんな感じで、11話まで続いた。

さて問題は最終回。正直これが一番消化不良だったし、私的にはがっかりした部分。

何年か経ったのち、獣化が規制緩和されて東京は獣人特区みたいなのができて、コロシアムでキリングバイツが行われている。

そして思わせぶりに出てきた新キャラ?は2期に続くような終わらせ方。でも私は別に観たいとも思わない。

あまりに唐突すぎて、なぜ出てきたのか?このタイミングで現れたのかがいまひとつ理解できないまま、おいていかれたような気がしたからだ。

二期あったら見るかなあ?

結局、最初は地下カジノみたいなキリングバイツが、最後には日の光のもとで公営化?しちゃったというラストなんだけど、そのためにたくさんの血を流して、犠牲を払ってまでやりたかったことがこれ?という感じで、正直しっくりこなかった。

これで二期あったら見るかなあ?よっぽど見るものがなかったら見るかもしれないけど、正直一期の締め方としてはずさん過ぎて興味がわかない。

バトル物としては色々惜しいところもあるんで、やり方さえ間違わなかったら、カルトな人気を得たかもしれないのだが、大変残念だった。たぶん二期があってももう見ることはないだろうなあ。

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