[アニメ感想] 2017年秋アニメ完走分感想文 アニメガタリズ
2018/02/06
阿佐ヶ谷みのあは私立咲鐘湖(さかねこ)学園高校の1年生。なぜかいつも夢に見るアニメの話を友人の小幡唯にしたところ、聞き耳を立てていたお嬢様同級生・上井草アリスから放課後呼び出しを受けてしまった。近寄りがたいアリスからの呼び出しに不安がるみのあ。その不安はある意味的中し、とんでもないことに巻き込まれてしまうのだった。(あらすじは公式HPより)
2015年から2016年までTOHOシネマズ新宿でアニメ映画の幕間に上映されていた短編アニメーション「アニメガタリ」がいわゆる「原作」になるのかな?監督は、そのままで制作スタジオがかわっている。
年が開けて、2018年冬アニメのポプテピピックが色んな意味で話題になっていて、放送終了後若干影が薄くなった感はあるものの、アニメガタリズもなかなか狂った作品だった。
最初は、アニメを知らない未乃愛が部活を通じてアニメ愛に目覚めていく話かと思いきや、メタネタの割合が増えていくに従い、現実とアニメが入れ替わらんとする展開にまでなっていく。こんなタイプの作品なんてそうそうお目にかかれるものではない。
終盤の急展開には正直目が回りそうになっていた。あまりの急展開ぶりに、後半は好き勝手やりすぎだろ、とは思っていたが、ポプテピピックを見ている現在となっては可愛いものである。
もしポプテピピックがなければ、アニメガタリズは、クレージー路線としてアニメの歴史に名を残す作品になっていただろう。そのくらいの意欲作?であり、実験作とも言える作品だった。