№281 第8回下関みらい塾田中真弓トークショー アニメで広がる夢の世界

　このイベントはみらい塾という下関市
の主催イベントで今時申し込みははがきで
という、いかにもなお役所イベント＾＾

　まあそれにあたったんで行けたわけ
ですが、正直昔アニメトピアのイベントに
行き損ね、昨年の小倉でのトークショー
は授業とまる被りでいけなかっただけに
正直、ここで生の真弓さんを見られるのは
とっても嬉しかったのです。

　が、自身も幼稚園とかでの慰問をされて
る関係で、さすがに今回ばかりは下ネタ
全開のトピアモードは封印かなと？

　そりゃ、だいたい今の子たちは真弓さん
＝ルフィなのだから、このおばちゃんが
若い頃から下ネタ全開でアニメの話なんか
これっぽちもしないラジオ番組をやってた
ことなんかへたゃすりゃ親の代でも知らない
でしょう＾＾

　ところが真弓さんはやっぱ真弓さんでした！
あの内容が過激すぎて3回廃盤になった持ち歌を
いきなり冒頭で披露！ルフィの声でとんでもない
歌詞をまた抜群の歌唱力で歌いきって、
しかも客席にまで降りてくるサービスぶり＾＾
おまけにストリップのような
開脚ポーズした後にぬけぬけと
「大丈夫よ！おばちゃん正気だから」と
ドン引きしかかってる子供たちに笑いかけ
たんですが、時すでに遅し＾＾

　爆笑して涙流してる古参オタの私以外は
あっけにとられてたみたい＾＾

　で、司会の方とのトークで意外な話も
披露していただきました。

　下関出身のアニメ関係者といえば
あのゴジラ音楽で有名な伊福部昭先生
のお弟子さんで犬夜叉の音楽で有名な
和田薫さんがいらっしゃるんですが、
ご実家が旅館を今も経営されており、
そこにプライベートでよく泊まり
にいってるとか！

　意外にも下関はプライベートの
旅行スポットとしてちょいちょい
こられてたんですね。
知らんかった！

　「その旅館には和田薫記念館というのが
あって「若い頃の」（ここ強調）山口
勝平の写真が飾ってありますよ」と
日曜に声優口演会でこられる山口勝平さん
をさりげなくディスる真弓さん＾＾は
けっこうワンピースのアフレコ現場では
パクる（口パクより速くセリフを言い切って
しまうこと）事が多いので、勝平さんには
「何年やってるんですか？」とよく
怒られてるらしいんですね＾＾

　さらに声優デビュー作にしてあの三ツ矢
雄二さんとの出会いにもなった「激走！
ルーベンカイザー」（これも会場で見てたのは
私くらいでしょう＾＾）の話が聞けました！
あの作品は実をいうと途中（5話）から
令嬢の声が真弓さんに交代してるんですが
実は、事前に三ツ矢さん以外の声優さんは
全て所属のテアトルエコーの俳優さんで
固める契約になっていて、5話まできて
令嬢の声に違和感を感じたスタッフが
代役をたてるようエコーに申し込んだところ
空いてた女優が真弓さんだけだったと＾＾

　しかし声がもともと少年声なんで＾＾
ミスキャストだなと本人もスタッフも
思いながらそのまま番組を続けていった
そうで＾＾まああの時代にありがちなルーズ
な展開のおかげで、いまだに語り草に
なってるんですねえ＾＾

　で、やはり声ネタという事で、パズー
やクリリンを披露した後、「海賊王に俺は
なる！」とやったら会場は歓喜の悲鳴が＾＾

　「いや、おばちゃん声同じだから」
と真弓さんがいっても彼ら彼女らには
憧れのルフィなんだよなあ＾＾

　私は見てないんで全く知らないんですが
今放送中のルフィは19歳らしくて、
スタッフからも「キーさげてもらえ
ますか？」といわれたそうですが実は
もう開始時に一番低いキーでルフィを
演じ始めたんでもうこれ以上声を低くは
できないんだそうで、さりとて男性が演じる
とイメージが崩れるんで、もうそのまま
ルフィをやってるということのようでした。

　そしてアフレコ教室や質問コーナーを経て
ラストにもう一曲歌のプレゼント。

　これは真弓さんが主催する劇団
「おっ、ぺれった」で使われてるなんと
介護士の歌なんですが、この歌いっぷりが
前半すごい下ネタでかっ飛ばした
おばさんとは同一人物なのか？というくらい
堂々としたオーラで会場中を魅了！

　これにはただただもう唖然茫然。
やっぱ舞台が映える人なんだなあと改めて
感動しました！

　最後に25になる息子さんが大道芸の道
を志してる事にも触れ、「自分の好きな事
でないと人間がんばれないから」と締めて
くださいました。

　いや～楽しかったなあ＾＾
いいものをみせていただきました！

　まあこの後ちょっとミソつけられた
んですがまたそれは別な項で＾＾