それでも生き永らえた!生命力イラストを描いているcocoroharadaの由無し事ブログ〜健康と幸福の追求⑦
2019/02/17
欲がなくなった
私は、これまで自己紹介するときに、なるべく「無職」というようにしてきました。今現在、定職につかず、貯金を切り崩して生活出来ているし、あと数年は生活できる蓄えもある事が一つ。諸事情でフルタイムで働けないという理由が二つ目。自分の目指す方向には、健康と幸福であればいいというのが三つ目の理由になります。
とはいえ、最初から無職だったわけではありません。私が社会に出てからは、ほぼほぼブラックな働き方しかしてきませんでした。そこには、今なお好きな事ではお金が貰えないという強い思い込みもありました。
仮に思い込みがなかったとしても、自分のやりたい事で需要を生み出せるとも思えません。それを踏まえた上で、ここでは自分の考える健康と幸福について述べていきたいと思います。
さて、人間には生理的な三大欲求があるといわれています。睡眠と食と性ですね。具体的な根拠はないそうですけど、実はカウンセリングを受け続けていた時、私にはこのどれもありませんでした。
簡単に言うと眠れないし、食べたくないし、欲情もしない、というやつです。幼い頃に私がなりたくてやまなかった即身仏に近い形にはなれたわけです。
順番をつけた…
しかし、これだと確実に死ぬことはわかり切っていましたし、一度に全てを解決するのも不可能だと思っていました。
という事で、カウンセリングの中で解決したい課題を順に並べていきました。すると…
①睡眠
②食
③性
という順番になりました。
とりあえず寝ないとしんどかったというのが一番にありましたし、食に関しては点滴を栄養補給の代替手段にしていた時期もありましたから、生命維持するための栄養はぶっちゃけ食事でなくても何とかなる、とこのときは考えていました。
で、一応睡眠薬なしで眠れるようにはなりましたし、食事に関しても何となく苦手意識はなくなりました。ただ、問題なのが性欲でした。
よくよく振り返ってみると、若い頃の私は「恋愛は暇人がやるもの」と決めつけて、自分のしたい事だけをし続けてきました。もちろん、それじゃ食べていけないので、仕事してお金稼いで、そのお金を自分の身体には投資しないで、趣味につぎ込んでいたわけです。
他の誰かを頼る
幸か不幸か、私が会社員をしていた20年は、いずれも不規則な休みに長時間労働、安い賃金で馬車馬のように働いていたため、恋愛はもとより食事も睡眠も優先順位の低いものでした。
まあ、そのツケが後々大きな形で跳ね返ってくるのですが、当時は考えも及びませんでした。とりあえずここで大いに反省した私は真剣に、睡眠と食事に関して自分の問題と向き合ってきたのですが、順番を最後にしてしまった性欲だけは、この後に及んでまだ向き合う気になれなかったのです。
そんな私に転機が訪れました。自分のことは自分ではなかなかわからないもので、それはカウンセラーであろうと、例外ではありません。
昨年11月。ちょうど腸閉塞を患う数日前に、とある方から「haradaさんの課題は彼女を作ること」とズバリ言われたわけです。これを聞いた時は「なかなか痛いところを突いてくるなあ」と思いました。
しかし、この時はまだ「自分と向き合えばなんとかなる」と思っていました。事実、曲がりなりに睡眠と食事は、全てがそうでないにしても、問題の答えは自分が持っていたし、今回もそうに違いないはずだったからです。
ところが、習慣というのは恐ろしいもので、私が自分自身と向き合おうとすればするほど、心の中に霧がかかったようになり、なかなかクリアになりません。
そもそも、全ての問題を自分自身で解決できるなら、カウンセラーなんかいらないわけですが、現実はそううまくはいきません。ただ、そのカウンセラーである私が誰かを頼らないというのは、自分の存在理由を否定するのと同じ事です。
であるならば、カウンセラーでなくてもほかのだれかを頼ってみよう、というのが今回私が出した結論です。といってもカウンセリングを受けるわけではないのですが、私をよく知る第三者の手助けを受けて、問題のとっかかりが見つけ出せれば、私にとってはとても重要な問題解決につながて行くのではないか?
今はそんな感じでワクワクしています。すぐに気づけるか?これまで同様、目を背け続けるのか?全ては私次第なのです。