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怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(172) 自分の問題と向き合うための10の闘い(62) 自分の欲求と限界②

かつてはワーカーホーリックだった

今回は「働く」ことをテーマにお話します。

実は昔、私はワーカーホーリックでした。働くこと=誰かの役に立つ=自分の存在意義であるとすら信じて疑いませんでした。

しかし、二年間の寝たきり生活を経て、幾度も社会復帰を試みる中で何度も「働きたいけど、働けない」状況を体験してきました。

今までは「できないこと」にフォーカスして自分を責めてきました。それは寝たきりになった時も例外ではありません。

しかし「仕事ができない」ことに関しては、あまり責めてはきませんでした。それはなぜかと言うと、私の中に仕事以上に大切なものがあったからです。もしも、仕事が私にとっての「最上位概念」であったならば、多分今頃、私は生きていないでしょう。

仕事がてきないことよりも

では、仕事以上に私が大切にしてきたものとは何か?言うまでもなく、それはプロレスであり、アニメであり、映画であり、私を闘病生活の間も支え続けた「生き甲斐」でした。仮にそれが困窮した私を甲斐甲斐しく支えた「第三者」ならば、私はその人のために生きようとしたでしょう。

ですが、今に至るまで幸か不幸か血縁関係を含めてそんな第三者は現れませんでした。よって私は今でも生き甲斐として支えてくれたプロレスやアニメや映画のために生き続けています。

とはいえ、これらの生き甲斐はやはりタダでは継続できません。お金はやはりないよりあった方がいいわけで、ある程度体調が回復するたびに、なんとかして収入源を確保したくて、働きだそうとしました。

でも、多くの場合、現実は食い扶持をかせぐどころか、持ち出しのお金ばかり増えて、労働時間ばかり長いブラックな働き方をしてしまい、志半ばで現場を去ることばかりを繰り返してきました。

ついこの間も自ら立ち上げに関わったイベントからフェードアウトせざるを得ない体調になってしまい「ああ、またか」と無念のほぞを噛む事態になってしまいました。

冷静に反省してみたら

冷静に病床の中で反省してみたところ、3つの思い当たる節が浮かんできました。それは

①骨身の髄までブラックは働き方が身にしみており、簡単には抜け出せない。

②本心では働くことなど望んでいない

③生き甲斐のために生きることが果たして自分のためになるのか?

①は、働くたびに労働量に見合わない対価しか得られていない現実から、どんなに自分が望んだ、理想に近い働き場所でも、自らブラックな選択肢を選び続けて、結果立ちいかなくなるという事実が浮かび上がって気づかされました。

②については、仕事=対価を得る労働でしかない私にとって、もしも働かずに食い扶持くらいのお金があれば働かなくてもいいのではないか?と思い至った結果でてきたものです。

③は、元々自分の中にある「明日死んでも構わないくらい好きなことをして生きてやろう!」という願望と、「少しでも長く生きて生き甲斐を味わい尽くしたい」という矛盾した願望があることに気づいたわけです。

明日死ぬのならば、お金は今日生き延びる分だけあればいいのです。しかし、長く生きて味わい尽くすならば、生き延びる分だけお金がいります。

であるならば、いま思いつく解決案は…

「行けますって!少しのお金と明日のパンツさえあれば!」

という台詞が浮かんできました。これは、日曜朝の特撮番組「仮面ライダー000/オーズ」の主人公、火野映司の口癖みたいなものです。

また仮面ライダー000では「一度欲望に負けたって人間はやり直せる!」という台詞もでてきます。この二つの金言を、これから生きる上で私は胸に刻んでおきたいと思っています。








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