cocoro.harada.log

それでも生き永らえた!生命力イラストを描いているcocoroharadaの由無し事ブログ

*

怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(20)私がジャニーズをキライな10の理由その10

2018/04/17

 薄気味悪い空気

このブログは基本自分が毒吐きたくて書いてます。毒は自分の中にためておくと、だんだん大きくなっていってある日、暴発します。今回も私の「毒吐き」にしばらくお付き合いいただこうかとも思います。

私がこの世で一番忌み嫌うものの中に宗教チックなものがあります。そもそも宗教自体がきらいなんですが、それは本筋から離れるのでここでは深堀はしません。

では何が宗教チックなのか?

私が考えているイメージは、特定の神仏がないにも関わらずまるで集団で洗脳されているかのような、統一された薄気味悪い空気を醸し出している集団のことです。

以前の私ならば、すべての立場とか思想の違う人も平等に扱おうと考えていたので、このような発想に思い至ること自体少なかったと思います。しかし、どうしても我慢しきれなくなってきたので、最後はこれを書いておきたくなったのです。

ジャニーズというのはいうまでもなく神仏ではないのです。タレントはもしかすると個々に信者を抱えているかもしれません。それはまだ許せるのです。

しかし、ジャニーズで嫌いなタレントアンケートっていうのをマスコミとかがとってるのを見ると決まってこういう欄があるのです。

「いない」

いない、ってどういうことなんでしょうか?もし嫌いなタレントがいないということは、ファンはジャニーズすべてに等しく愛を注いでいるということでしょうか?

 嫌いなタレントはいない

しかもその票を見てみるとかなりの数に上っています。どうかすると一位に近い数のファンが「(嫌いなタレントは)いない」と答えているのです。「いない」と答える人の数が多いジャニーズ軍団は、愛されっぷりが本当にすごいともいえますが、それは答えを一つに決められないということでしょうか?

それともイケメンなら何でもありなんでしょうか?注目したいのは、特に最近のジャニーズのトップは男女ともに支持される傾向にあるということです。

これはジャニーズのタレントが「好きでもないけど、嫌いでもない」という中途半端な位置にいるのではなく、特別嫌いになる要素がないということを意味していると思います。

だからこそ私はあえてそこが嫌なのだといいたいのです。今のジャニーズには正直悪役がないのです。あくが強すぎて受け付けないけどコアな支持層からは絶大な人気を誇るようなそんなタイプがまったくいないのです。

タレントというのは好感度あってなんぼともいいますが、嫌われるパーセンテージも一定数あってこそ人気のバランスが保たれているともいえます。

仮にこのような状態で悪役が表れた場合、そのタレントに対して非難という集中砲火があびせられるのではないでしょうか?

つまりジャニーズファンが支持する好感度からすこしでもはずれようものなら、たちまちそのタレントはたたかれまくるのです。いい例が昨今の木村拓哉さんでしょう。

私は彼のファンでもなんでもないですし、擁護する気も毛頭ないのですが、謝罪会見や報道されているニュースをみると、ジャニーズに本来向けられるはずの嫌悪が木村さん一点に集中しているかのようです。

これではまるで魔女狩りではないですか?異端に認定されると、火あぶりにされるまでたたかれ続ける図式は、まるでSMAP解散の戦犯探しをしているようにみえて薄気味悪くて仕方ないのです。

 次に狩られるのは・・・

くどいようですが、彼がなんで今のような行動をとったのか?正直まるで興味はありません。

しかし、彼には「自分がこうしたい」と思ったら、それを決断し実行する能力と権利があります。仮にそれが周りからいかに叩かれようと、自分が信じた正義をつらぬくこともできます。

そうした当たり前の前提でさえ認めようとせず、自分たちのSMAPを解散に追い込んだ裏切り者としてたたくのはどうなんでしょうか?

もしジャニーズにほかにも嫌われ者のタレントがいたならばもしかしたらここまで木村さんが集中砲火を浴びずに済んだかもしれません。

悪役を引き受けず万人に好かれることを選択した今のジャニーズのトップアイドルたちはその路線からはずれることをきわめて恐れているかのようにも見えます。

それはまるで「次に狩られるのは自分かもしれない」という恐怖におびえているかのようにも見えます。あれだけの集団があって、全員が善人であらねばならないなんてこんな気持ち悪い光景は「宗教チック」という表現でもまだ穏やかすぎるくらいです。

熱心な教徒は自分の思う理想のままなら、そのタレントを支持します。しかし一端そのタレントが理想のレールからはずれると、無視するかさもなくば攻撃に転じます。

それは極めて危惧すべき状況のような気がします。そういう意味では自分の正義からはずれた人間をマスコミもネットも手段でたたくこの国のありさまと何ら変わらない気がするのです。もはやそれは不気味を通り越してひたすらに気持ち悪いですね。

にほんブログ村 病気ブログ 病気 闘病記(現在進行形)へ

au公式/ビデオパス

-怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ, 私が○○を嫌いな10の理由, 私がジャニーズをキライな10の理由