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[心理×音楽コラム]200%元気がもらえる心理学的音楽徒然草(12) Theme from 'Battlestar Galactica'

今回はメイナード・ファーガソン(Maynard Ferguson)のアルバム「CARNIVAL」に収録されているTheme from 'Battlestar Galactica'のご紹介です。

メイナード・ファーガソンといえば世界有数のジャズトランペッターであり、映画「十戒」のリードトランペッターとしても有名ですが、実は彼の曲はプロレスラーの入場テーマや、テレビ番組のBGMとして様々な形で使用されています。

この曲もそんな中の一曲で、あの世界的スーパースター、ハルク・ホーガンのテーマ曲として、新日本プロレス参戦時に使用されていました。

もともとは「宇宙空母ギャラクティカ」( Battlestar Galactica)という映画のテーマ曲をファーガソンがカバーしたものですが、今となってはカバー版の方がより浸透してしまい、本家が何なのかさえわからなくなってしまいました。

ちなみに、世はスターウォーズブーム(4部)。ブームに沸く中、二匹目のドジョウを狙って作られた?スペースオペラのひとつが、ギャラクティカという作品で、映画のほかにテレビシリーズも放送されていました。

なぜか放送時のタイトルはギャラクティカではなく、「ギャラクチカ」になっていたのが、なんかダサい感じがして、実は映画はおろか、テレビシリーズも今までみたことはありません。

ただ、やはりSF映画ブームに沸く70年代後半から80年代のムーブメントを語る上で「宇宙空母ギャラクティカ」は外せない作品なんですね。

余談ですが、この曲はホーガン以前にやはりマッチョマンタイプのレスラーであった、スーパースター・ビリー・グラハムの入場テーマでもありました。すでにスターであったグラハムはともかく、当時まだ一介の若手に過ぎなかったホーガンに同じ曲を当てたのは、おそらく「筋肉つながり」だったからかもしれません。

ただ、いうまでもなく「ギャラクティカ」と筋肉は全く関係ないですし、ファーガソンともまた然りです。ただ同時期にファーガソンの曲がいろいろな選手の入場テーマに使用されていたというのは、やはりそれだけイメージがあっていたということもいえます。知らない人が聞けばジャズトランぺッターの曲なんですけど、プロレスファンだとまた違った見方、聞き方ができる好例ですね。

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