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映画鑑賞記・スターウォーズエピソード4.新たなる希望

06年11月3日観賞。

ジェダイ騎士が滅亡して久しい時代、かつて平和だった銀河系は銀河帝国による圧政下にあった。
そんな中、反乱同盟軍のスパイが帝国の誇る最終兵器であり宇宙要塞であるデス・スターの極秘設計図を密かに盗み出す事に成功した。銀河帝国皇帝パルパティーンが最も信頼を置くダース・ベイダーは設計図奪還と同盟軍本拠地の早期発見を命じられる。

同盟軍の指導者の一人レイア・オーガナ姫はオルデランへ帰還の途上だったが、帝国軍の戦艦に襲撃され輸送船は拿捕される。激しい戦闘の最中、レイアは養父の友人のオビ=ワン・ケノービに助けを求めるべく、ドロイドのR2-D2に救援メッセージとデス・スターの設計図を託し、R2-D2は相棒のC-3POと共に船から脱出する事に成功する。
R2と3POは砂漠の惑星タトゥイーンに漂着する。原住生物ジャワに捕獲されてバザーに出された2体は、オーウェンとベルーのラーズ夫妻と甥の農場手伝いの青年ルーク・スカイウォーカーに購入された。ルークによって整備されたR2はふとした拍子にレイアのメッセージを再生してしまう。R2は夜中にラーズ家を抜け出し単身でオビ=ワンにそのメッセージを届けようとするが、後を追ったルークらと共に野盗タスケン・レイダーの襲撃に遭い、近所に住む老人ベン・ケノービに助けられる。

ベンこそが、名を変えて隠遁していたジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービであった。ベンはルークらを自宅へ招くと、ルークに彼の父アナキンのライトセーバーを渡し、自身とアナキン、そしてジェダイを裏切ったベイダーの過去を話す。そしてレイアのメッセージを受けて、彼女の故郷の惑星オルデランへの旅へルークを誘うが、ルークは叔父が許してくれないと断り、ベンをアンカーヘッドの街まで送ろうとする。

その途中、ルークらはドロイドを売ったジャワ達が帝国軍に襲撃された現場を見てラーズ家の危機を察知し農場へ駆け戻るが、時既に遅くオーウェンとベルーは帝国軍に無残に殺害され、農場は焼き払われていた。もはやタトゥイーンに留まる理由を無くしたルークは、父のようにジェダイの騎士になる事を誓って、ベンとオルデランへ行く事を決意する。一行はモス・アイズリー宇宙港で密輸商人のハン・ソロとチューバッカを雇い、彼らの宇宙船ミレニアム・ファルコンで帝国軍の追跡を振り切ってオルデランへ向かう。

同じ頃、帝国軍に囚われの身であったレイアは執拗な尋問にも頑強に抵抗していた。業を煮やしたデススター司令官ターキン総督は、反乱軍の秘密基地の所在を吐かねば故郷オルデランを破壊すると脅し、レイアはやむなく既に放棄された反乱軍の基地の所在を教えるが、ターキンは見せしめとしてオルデランをデススターの究極兵器・スーパーレーザーによって破壊してしまう。その瞬間、ファルコン号内でルークにフォースを教えていたベンはフォースに異常な乱れが起きた事を感じた。彼らが到着した時には既にオルデランは星屑と化しており、付近にあったデス・スターを衛星だと勘違いしていた一行は、トラクター・ビームによってファルコン号は捕らわれてしまう…(あらすじはwikipediaより)

何度も見ているこの作品。果たしてパート4としてみることができるのかどうか。期待してみた。結果は3がどうしても最終的に4のはじまりにつなげないといけないから、敢えて言うなら決まったオチにいかにして着地させるのかが最大の興味でもあり、弱点でもあったように思う。

暗黒面におちていくアナキンというのは「6」を先に見ている以上どうなるかは知っているだけに「3」で見るのをとめちゃうと、どうしても悲しい結末がつかえになってすっきりしない。そこでタイトル通り「新たなる希望」としての第一作目の役割がある。もちろん4から見てもいいし、4自体一本の映画としてもまとまっているし、続けてみたお陰で胸の支えがとれた。気分良く眠れそうである。

オビワンとベイダーの闘いや、レイア姫とルークの関係なども1~3を見ておいたお陰でより深い思い入れが持てたのも、見直してみた収穫だったと思う。前年見たときに気になっていた部分が今回それほど気にならなかったのが不思議。

さしあたって追求しようと言う気にもならなかったけど、多分、この作品に関する自分の中の負の部分をここで吐き出してしまったからかもしれない。

-映画鑑賞記