映画鑑賞記・セーラー服と機関銃
09年1月11日観賞。
実に今回が初観賞。
理由は故人につばなすようで申し訳
ないのだが、相米監督の作品が
あまり好きじゃないから
(例外.台風クラブ)。
加えて、リアルタイムで体感できたのに
あえてスルーしていた若き日の
薬師丸ひろ子伝説を後追いで
体感してみたくなったから。
最初はハードル高いなあ、と思って
見始めたのだが、意外と30分過ぎくらい
から世界に入り込めた。
そうそうリアルタイムで体感していない
とはいったものの、歌番組でしょっちゅう
彼女の歌は聴いていたし、半分片足は
つっこんでいたようなものだったんだけど、
薬師丸さんはいい年の取り方しているなあ
と思った。
今の年齢でもしっかり代表作は残して
いらっしゃるし、昔の作品を見てもそんなに
違和感がない。角川映画って派手な宣伝
ばかりがうりになっていて、意外とこうした
本質的な部分は見落としていたのかも知れない。
そういう意味では21世紀にもなって
はじめて見た甲斐があったというものである。