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[アニメ感想] 2019年春アニメ完走分感想文 異世界かるてっと

「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」。
総シリーズ累計1600万部超え、BD&DVDシリーズ総売上枚数50万枚超えを誇る4作品が、
ぷちキャラアニメになって大暴れ!

ある日突如として現れた謎のボタン。ポチっと押すと、なんとさらなる異世界へ転移してしまう!!
そこには他世界から転移したキャラクターたちも大集合していて…!?

監督・脚本≪芦名みのる≫、キャラクターデザイン・総作画監督≪たけはらみのる≫、
アニメーション制作は≪スタジオぷYUKAI≫が担当。「ぷれぷれぷれあです」「Re:プチから始める異世界生活」「ようじょしぇんき」と、ぷちキャラアニメ界を牽引してきたスタッフ陣が、異世界系ライトノベル4作品のクロスオーバーアニメーションに挑む!(解説は公式HPより)

クロスオーバーなギャグアニメ

KADOKAWAが送り出して来たライトノベルおよびアニメ化された「幼女戦記」「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」の4作品に登場するキャラクターがぷちキャラ化し、一堂に会するクロスオーバーなギャグアニメ。それが「異世界かるてっと」である。

「異世界かるてっと」の元になった4作品に共通するのは、いずれもウェブ小説発、また主人公が異世界転生・転移する形態の作品になっていること。ただ「このすば」以外は基本シリアスな世界観で、キャラクター設定もそれぞれの原作に準拠している。

したがって、彼ら彼女らをプチキャラ化した時点で既に笑いはとれるわけで、原作とのギャップが大きければ大きいほど、面白くなる仕組みである。

ましてや、四作品ともそれぞれ個性の強すぎるキャラが勢ぞろいしており、しかもそれぞれオリジナルの声優さんが声をあてているのだから、むしろこれで失敗する要素が見当たらない。

ほぼ全員がクセの強いキャラ

加えて、「異世界かるてっと」は、各作品のプチキャラが登場するスピンオフも手がけた実績のあるスタッフによって製作されている。ここまで盤石だとむしろ駄作になる要素が見当たらない。2019年春アニメは、個人的に不作だと思いながら見ていたので、異世界かるてっとは数少ない毎週の楽しみになっていた。

さすがに四作品ののキャラクターが同じ世界に存在するということになると、ほぼ全員がクセの強いキャラなわけで、単純に登場人物をわらわらわちゃわちゃさせておけばいいというわけどはない。

異世界かるてっとはその配分が絶妙であり、どの世界でもありえない「教室」という閉じた舞台に立たせることで、見事にバランスをとっている。また、あれだけクセのあるメンツが、異世界転生も自分たちが学校にいることも割と平然と受け入れており、これによって日常生活である学校行事の非日常化に成功している。

とはいえ、こういう「飛び道具」は一期で見慣れてしまうと、二期では自然とハードルが上がっていくものなので、制作発表された二期がどうなっていくのか?できたらスタッフはそのままにしてみてみたいものではある。

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