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[心理×映画] 映画鑑賞記・手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド

伝説の忍者に会えるという「夢の忍者ランド」を訪れるため列車に揺られる手裏剣戦隊ニンニンジャー。しかしその列車は、シャドーラインの残党・闇博士マーブロと十六夜九衛門が結託し生み出された妖怪ワニュウドウが操る妖怪烈車だった。一人、また一人とワニュウドウの幻に囚われてゆくニンニンジャーたちを、謎の戦士たちが救う。それは、レインボーラインの依頼で彼らを救いに来た、烈車戦隊トッキュウジャーだった。しかし伊賀崎天晴 / アカニンジャーだけは救出に失敗し、マーブロが支配人を務める闇忍者ランド忍者に連れ去られてしまう。

天晴の闇クローンである闇アカニンジャーを作り出し、世界を闇で包もうと画策するマーブロ。クローンに忍タリティを奪われた天晴は、ほどなく消滅する運命にあるという。だが天晴は、助けてくれたライト / トッキュウ1号と共に迷わずその阻止に走るのだった。夢見る力 = イマジネーションと忍タリティの融合は、世界を闇から取り戻すことができるのか⁉︎(あらすじはwikipediaより)

16.1.29鑑賞

もともと映画として企画されていた仮面ライダーのMovie大戦と比較すると、スタートがVシネマなせいか、劇場版としてみると少しテレビスペシャルの延長系の感じがする。位置付けは2月でシリーズが交代するので、今年ならニンニンジャーの総決算になる。

だが、これが悩ましいところで、テレビシリーズの進行具合を考えると、現役の敵がガッツリ劇場版には絡みにくい。そうなると前年の敵をなんとかして絡めるか、全く新しい敵を出さないといけない。だが、前年のシリーズが綺麗に終わっていると、前年の敵が出ると蛇足感がハンパない。

今回はその新しい敵と、前年の敵の中間パターンだったけど、世界観がトッキュウジャー寄りなため、シリーズで綺麗に散ったシャドウラインの幹部たちが再び立ちはだかる。しかし、一度倒されて再登場した怪人が強い試しがないため、今更すぎて強敵だという感じがしない。

とはいえ、毎回敵が強すぎるとこれまたパターン破りに苦しむハメになる。この程よいさじ加減に毎回苦しむんだろうなあと思いながら見ていた。今回の場合、ヤミアカニンジャーがなかなかよいキャラではあったし、天晴が消えて無くなるというのはなかなか考えたな、と思った。

ただ、個人的に不満に思ったのは、先に述べたようにどうしてもVシネマ発だからか?ドライブとゴーストの共演で、課長(片岡鶴太郎さん)と仙人のおっちゃん(竹中直人さん)の掛け合いが見られたので、「もしかしたら」と期待していたのだが、じいちゃん(笹野高史さん)と車掌さん(関根勤さん)の絡みは実現せず、大変残念だった。

さらに、両戦隊が揃い踏みして闘うクライマックスの戦闘シーンに、主題歌がかからなかったことも残念だった。やはり主題歌がメドレーでかかるのは、テンションあがるんで、何とかあれは実現して欲しかった。

最後にジュウオウジャーに関して言うと、あの大阪のおばちゃんファッションのような風体が奇妙すぎて頭に入らず。しかし、40作目にあのデザインで勝負しようとする東映のチャレンジャーぶりに期待したい。

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