№88 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー観戦記 （１１・４・１　金）

　本当はストリートオブファイヤー
が4月から上映されると聞いていたんで
トンネル代もかかるし2本同時
に見る予定だった。

　が、ストリート～の方が2日
からという事で、映画の日だし
「ライダーだけでも行ってみるか」
とその日の朝に決断。

　正直体に疲れが色濃くでてたし
2本鑑賞をさけたのは今思うと
正解だったかなあと思う。

　199号線はむしろ込むので
最初から3号線を選択して
小倉入り。しかし、結局信号
やらなんやらで結構時間食って
しまった・・・
　
　まあ、どっち行ってもあまり
変わんなかったかもしれない。

　シネプレックスに着いて初めて気
が付いたんだが、今世間的には
春休みなのね。子どもいないから
わかんなかった。

　そのうえ映画の日だし。
当然ライダーもそれを見込んで
の封切りだったんだから。

　でもちろん朝１の初回を
選択。初回封切りですよ！
久々だなあ！ガンダムやイデオン
を朝１で並んで待ってみた
時の興奮が蘇る！

　まだ時間あったんで
場内でパンフを求める。
ＤＶＤ付となしとのがあって
なんか表紙に惹かれたのと
勢いでＤＶＤ付のを買って
しまったが、よく考えたら
封切らないとみられないわけで
かといって2冊買うゆとりはない。

　そんな金あったらわざわざ
映画の日にこないっての！

　という事でお宝はＧＥＴした
ものの未開封決定。。。
とほほ・・・

　ちらっと横みたら戦隊映画
が震災の影響で前売り延期
の報が。撮影が一時ストップ
したというのは聞いていたが
いつになるのか？

　まあ、のびてくれた方
が経済的にはありがたいが＾＾
一気にみちゃうと懐きついしね。

　場内は結構人いましたねえ。
明らかに親子2代のファン層が
一番多かったかな。私の
左隣もそんな感じの親子だった。
子供の方が明らかに「待ちきれ
ない」という感じで何度も
「まだはじまんないの？」
とお父さんに聞いていた＾＾

　で右隣には明らかに
大きいおともだち＾＾が座って
まもなく上映開始。
　
　最初に流れた予告が「鋼錬」
だった。鬼神伝はもう予告で
おなか一杯というか＾＾
ブッダは博多でロングバージョン
の予告みたけどこっちはショート
バージョンだった。

　これもわざわざ見に行かなく
てもいいかなあ？

　ハガレンに関してはシャンバラ
を最初に見たときのような
インパクトはなかった。もう
劇場でかかって当たり前の
コンテンツという認識ができて
しまったせいかもしれない。

　なんかでも会場の雰囲気が
東映まんが祭りの頃の懐かしい
感じがしててよかったなあ＾＾
映画＝お祭りごとだった
昔を思い出せたのもいって
よかったかなあとおもった。

　本編については一切書きません。
ネタバレしない約束なんで。
でもひとことだけ言えば
その「まんが祭り」的雰囲気
にぴったりあった内容には
なっていた、と個人的には
感じた。ライダー40周年、放送
1000回突破、そして東映60周年
という記念の節目に公開された
まさに「お祭り」だった。

　映画的にも大御所がちょっと
考えられない役（昔バトルフィーバー
Ｊに大物の東千代之介さんが出ら
れた様な感覚）で出てたりするん
で古い映画ファンでも楽しめる
と思う。一人は物凄いマニアック
な役所なんで（これはパンフを
後で読んで知った！なので事前
にパンフは見ない方がいい＾＾）。

　で、突っ込みどころも満載で
あきらかに勢いでやっちゃったな
という部分も含めて＾＾
「これはまんが祭りなんだなあ」
と思った。

　昔のアニメや映画ってまんが
映画という大雑把なくくりで一つ
にされてたから、そういう「寛容さ」
も含めて楽しんだ方が絶対得すると
思う。今みたいに作画崩れがどうとか
いう以前にもっと受け取る側も
おおらかになって楽しんだ方が
いいよ！というのが裏テーマに
あったなあと感じたんで。

　まあそういいつつそもそも
オールライダーというくくり
自体無理があるんだし（平成
ライダーには私欲で戦ってる
のが多いし＾＾そもそも正義
じゃないのもいっぱいいるし）
ライダーの「あれ」が２体
でてゲストのイナズマンが
1体だけって！とかいう突っ込み
はしてしまったが＾＾

　これは公開以前に明らかに
なってるんでさしつかえない
が、イナズマンとキカイダー
が実写では初共演になるの
かな？

　あ、原作とアニメでは闘ってるん
だから全部を含めて「初共闘」
か！

　あと、なぜ主題歌が
仮面ライダーＧＩＲＬＳなのか
ぴんとこなかったんだけど
（まあ、平成ライダーの擬人化
という体になってる事は知ってた
が）もしかすると1号ライダー
のライダーガールズのオマージュ
なのかな？

　そう考えたらやっぱライダー
のお祭りだったんだなあと思う。

　日本がこんな状態になる前に
撮りあがっていたのも幸い
（戦隊は延期したし＝6月）
したかもしれない。

　ここで今更な正義論がこの
何もかも狂った世の中に通用
するんだろうか？という心配は
まったく杞憂に終わってしまった。
いや、震災が起こる前に出来
上がっていたとはいえ、
ここまでタイムリーな映画
ができていた事自体が奇跡だ！

　そう、全体が委縮して何が
真実で何が間違ってるのか
誰もわからないでいる日本に
明確に「仮面ライダーの思い」
＝「正義」というメッセージは
あまりにもストレートに胸に
届いた。いや今でなかったら
こういう大仰な正義論は通用
しなかったと思う。今だから
こそ誰かにはっきりと正義の
味方はいるんだよって誰もが
言ってほしかったのだ。

　今こそ仮面ライダーの存在
価値が問われる中で精一杯の
お祭りを見せてもらえたことには
感謝する以外の言葉がない。

　一番神輿かついだ一人として
このお祭りに参加できてうれしく
思う。ありがとう！仮面ライダー
は永遠に不滅だ！
大いに感謝したい＾＾