怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(203) 私がギャンブルをしないいくつかの理由(3)
2018/06/09
何も言わないわけ
このブログは基本自分が毒吐きたくて書いてます。毒は自分の中にためておくと、だんだん大きくなっていってある日、暴発します。今回も私の「毒吐き」にしばらくお付き合いいただこうかとも思います。
さて、この「○○をしない」シリーズは二か月あまり当ブログを休んでいる際に浮上してきた比較的軽めの問題を扱います。というか、いちいち理由を口頭で説明するのが面倒になったので、「詳しくはブログ読んで」というために書くようなものです。
同じ説明を何度もするのって時と場合によっては本当に鬱陶しくなることもありましたので、いわば自衛のために書いているものだとお思いください。
そこで一発目は、ギャンブルを題材にしています。この項で私が繰り返し伝えたいのは、ギャンブルに対しての私の立場を明確にしたいだけです。ぶっちゃけ余程の身内でもない限り、ギャンブルを嗜好している他人に「ギャンブルやめなさい」と言っているわけではありません。
ぶっちゃけ私は、ギャンブルに興味がないのと同じくらい、ギャンブル好きの人にも興味はないので、「やめろ」とか言うこともないし、通常頭の中にはギャンブラーの存在すらありません。
私はギャンブルに費やす時間とお金があるんなら、その分プロレスやアニメにつぎ込みたいだけなんですね。そこにいささかの迷いもありません。とはいえ私にとってギャンブルは無駄でしかありませんが、あなたにとっては貴重な息抜きかもしれません。
ですから私はあなたのギャンブル嗜好が依存症レベルでもない限りは、何も言わないわけです。
仕事を犠牲にするのは悪い?
ところが日本には依然として自分が当たり前だと思っていることは、世の中でも当たり前なんだ、と思い込んでいる人が多いため、これまで度々衝突を繰り返してきました。
いい例が社会に出てからも、勉学に打ち込んだりすると言った、自分が自分でありたい時間を過ごすために、仕事を辞めてしまうことに対する世間の偏見でしょう。
仕事をやめてまでギャンブルに打ち込むとなれば、依存症も疑われますし、倫理的にもさすがにどうかと私も思います。しかし、勉学は自分のためにも、人のためにもなるはずなのに、なぜか仕事を犠牲にすると、まるで悪い事をしたかのように叩かれるわけです。これは何故なのでしょうか?
私は前職を辞めさせれた身で、仕方なく勉強はじめたので、能動的に学問に身を投じたわけではありませんが、まわりの反応をみていると、社会人が学問をはじめるにあたっては、最低限仕事との両立ということが、理解を得られるにあたっての最低条件になっているようですね。
ところが得てして仕事の比重が大きくなりすぎる傾向にある日本の社会では、両立する時間を捻り出すには睡眠時間まで削る必要がでてきます。これでは学ぶ以前に、健康的な生活が送れません。
仮に家庭があろうが、稼げなくなろうが、自身の生き方を貫くためには、仕事をやめてでもやりたいことを優先させるのが、本当に自分らしい生き方をすごすことではないか?と私は思うのです。が、仕事をやめてまで、となると周囲はなかなか理解されないようです。
本当は自分がどうしたいのか?
しかし、これはかなり根深い問題でもありますし、周囲の無理解に折れて勉学も仕事も中途半端になるなら、それはやはり自分自身の生き方にまだ迷いがあるのかもしれません。
「本当は自分がどうしたいのか?」という問いには、あなたが自分自身と真摯に向き合い続けないとでてこないものです。それは時にとてもつらいことでもあったりします。
私は自慢ではありませんが、人に役立つ生き方もしてないし、これからもするつもりはありません。二年寝たきりになって、そこから生きなおすと決めた時から、私はやっと私自身のために生きようと決心できたのです。
だから、カウンセリングの勉強や今も続けているヨガのレッスンによってより自分らしい、自分が自分であるための生き方で生きていくつもりです。
「人がどう思おうと自分は自分の生き方で生きていく」
この感覚がなかなか根付かないばかりに、私は周囲の無理解に嘆き、周囲の押し付けに対して反発してきました。今思えば「変えられない他人を変えよう」としていたのですから、なんと愚かしいことをしていたんだろうとは思います。でも今は「自分の中に自分であるためにどう生きたらいいか」という芯ができています。
それは他人がどうこうしようと揺らぐものではありません。ですから、10年以上も無職であろうとも、それを他人に非難されようとも、私はこれからも私のために生きて行こうと思っています。
私が私のために受け入れる不自由など、私には必要ありません。私が私のやりたいことでお金がいただけるなら、それはたとえ少額でもありがたく受け取ります。もちろん高額でも全然構いませんが(笑)だからといって少額の収入を運任せで倍増するなんてことは、そもそも考えてもいないし、やろうとも思わないのです。