怒り、苦しみ、破壊し、創造する!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所所長の体験談ブログ(197) 自分の問題と向き合うための10の闘い(97) 自分が楽に生きるには?⑦
選択肢を増やすこと
小倉に新居を構えたことで、私にはとりあえず寝るに困らない場所が3つできました。実は家を出て三日後に、実家の電話が故障してしまったため、一旦下関に戻らざるを得ない状況が生まれたのですが、これによって、以前では帰りたくない場所として、もっとも選びたくない選択肢だった自宅に、いやいや戻らないといけなかったのです。
でも3日とはいえいったん間をおいたことで、私の中では以前ほど嫌だなあという感覚はなくなっていました。とはいえ、すでに自宅より新居の方が安心できるせいか、今まで長年過ごしてきたはずなのに、実家に戻ったとたん不眠が再発してしまい、本当にびっくりしました。
今まではコワーキングスペースと、実家だけしか選べなかったのですが、小倉に拠点ができたことで、私には選択肢が増えました。このことはとても大きな意味を持ちます。
仮にあなたの帰る場所が一つしかないとしましょう。そこがあなたにとって居心地の良い場所になっていない場合、そこに帰りたいと思うでしょうか?
私はずっとこの状態でした。実家は決して居心地のいい場所ではなく、自分自身を「長男」という役割で縛り付ける呪いの場所でした。
「三択以上」がいいという理由
そこで、私はもうひとつ帰る場所を得ることができました。それがコワーキングスペースでした。
最寄駅からもとても近く、さしあたってのライフラインも整備されているこの場所はとても快適でした。しかし、ここで再び問題が発生しました。
コワーキングスペースは私だけが使用しているわけではありません。基本的には自由に使えるのですが、ごくまれに家主側の都合で、場所が自由に使えないケースが発生した場合ですと、私の居場所はその居心地の悪い実家しかないということになります。
二択の弊害というのは、このように一方が一身上の理由で選択できない場合、一択になってしまう危険性もあるということです。
そこで、第三の選択肢が重要になっきます。私にとって新居というのは、実家も選べない、コワーキングスペースも選べない場合、非常に効果を発揮する場所になるのです。
自分の意思に叶う選択
この記事を書いている時点では新居のネットが開通していないので、まだ完全には第三の選択肢になっていませんが、開通したら私はネットフリーな環境を3つ手に入れられるのです。
しかも自宅に戻るという私が最も望まない選択肢を選ぶことなく、ストレスフリーで逃げ込める場所が2つ確保できるわけで、このことは私にとってとても大きい意味を持つのです。
まとめると
①一択では選択の余地がない
②二択ではどちらも選べなかった場合など選べる選択肢が少なすぎる
③三択以上ではじめて、自分の意思に叶う選択をできる可能性が高まる
ということになります。
いかがでしょうか?あなたがもし何か選ばないといけないことがあるとしたら、一択や二択だけではなく、ぜひ三つ以上を選べる選択肢を用意してみてください。
もしかすると3つ以上の中から、あなたにとってより楽になれる結果を手に入れられるかもしれませんよ。