[心理×映画] 映画鑑賞記・機動戦士ZガンダムII 恋人たち
07年4月1日鑑賞。
宇宙世紀0087年。“ティターンズ”との内戦が続く中、宇宙帰還の機会を逸していたカミーユは、立ち寄ったニューホンコンで不思議な少女、フォウ・ムラサメと運命的な出会いを果たす。しかし、彼女はティターンズの強化人間だったのだ。戦争と言う大きな渦に、ふたりの心は引き裂かれていく。哀しみの戦いの果てにアーガマへ戻ったカミーユを待ち受けていたのは、激しさを増す戦場と新型モビルスーツ“Zガンダム”であった。
Zガンダムの強大な戦闘力によって宿敵・ジェリド撃退に成功するカミーユ。だが、ティターンズ内部で勢力を拡大する木星帰りのシロッコの指揮の下、コロニー落とし作戦や月面都市への爆弾テロなど、ティターンズの猛反撃が開始される。そこで、エゥーゴはティターンズとの本格的な武力衝突を前に、旧ジオン軍の残党“アクシズ”との協力関係を締結すべく接触を試みるのだが・・・
(あらすじはMovieWalkerより)
「恋人たち」というだけあってラブシーンが多い。テレビで見ていたときの記憶ではこんなにたくさんあったかなという感じだったので。また尺が短い分どうしても後に引きずらないと言うか切り替えが早いというか、いい方は悪いがカミーユが女とっかえひっかえしているような受け取り方もできなくはないのだが、まあTV版をみていると脳内補完してしまうので、ぎりぎりわからないでもないという感じ。でももう少し丁寧に拾わないと、ひとつひとつの物語が雑に見えて仕方ない。
ハマーン.カーンの登場で幕が下りたがこれはⅢが楽しみになってきた。新解釈の結末というのがZZを否定的に扱っているそうなのだが、それを何となくにおわせる終わり方だっただけに先が気になる。
それにしても同じ香港を描いて、ZとGではこうも違うかというか、サイコガンダムがどうしても突出して見えるのはその大きさのせいか、なんかデビルガンダムを連想させてしまうのである。そんな事をふと思いながら、見てしまった。あと声優さんの変更は特別意味がないらしいんだけど、どうせならオリジナルの声優さんで見たかったと思う。新約という割にはキャスト変更が一番意味不明だったし。